最近は、海外に挑戦するジュニアや
若い頃から海外を意識して活動するジュニアが
多くなったと感じています。
テニスに関してはプレイ&ステイの普及もあり
競技の低年齢化も進んでいるので、
今後、海外を意識するジュニアは
ますます増えてくることでしょう。
僕は今回のフロリダ遠征で、
改めて海外を意識する大切さに気付きました。
海外で活躍している日本人の選手は
どんな人間性をもっているのか。
何がそうさせているのか。
あくまで僕の主観ですが、
僕が肌で感じたことは以下の通りです。
①人間的に大きくなれる
テニスを通じて、人としての成長をしたり
将来のために広い考えを持てるようになる。
こうした理由で、テニスに打ち込んでいる
ご家庭も多いと思います。
海外に出ると、当たり前ですが
自分が知らない世界ばかりです。
例えば、土足で家の中で歩いたり、
赤信号は「気をつけて進め」だったり、
※車の右折のこと
日本ではまず、子供に教えることは
ありません。
これが海外だと普通だったりします。
今、世の中はどんどん繋がっています。
これからも、世界のいろんな文化が入り交じる
時代がきっと来るでしょう。
海外の文化に触れることで、
人間的に大きくなれるのは間違いないと
感じます。
②自立心が育つ
今回の遠征では、
海外を拠点に活動している日本人の選手と
たくさん出会うことができました。
みんな共通しているのは、
自立心の高さです。
・言い訳をしない
・どんな時も、自分で道を開こうとする
・自分の意見をハッキリ言える
・相手の意見をしっかり聞ける
・様々な価値観を受け入れられる
・人に優しい
・自分に厳しい
これらは、どの選手にも共通していることでした。
例えば、1人で遠征に行くことも多いので、
遠征先では全て自分で自分のことを
やらないといけません。
出発から現地での練習相手、ホテルの手配、
食事、トラブルの解決など
全て自分でやる必要があります。
※それも英語で。
子供の頃からこれが当たり前になっていると、
自然と自立心が付くのは理解できます。
③一流の感覚に触れることができる
誰でも、誰かの影響を受けて育ちます。
ですが、多くの子供は放っておくと
どうしても楽な方に行きたがります。
海外では、先に書いたように
子供であっても自立した選手が
たくさん居ます。
そして、一流の選手達との距離も近いので
一流の考え方や意識を、常にそばで触れています。
ジュニアの多感な時期に、一流のものに触れるのは
とても大切なことだと感じます。
日本に居ると、こうした選手に育たないのか?
そんなことはないと思います。
海外でしかできない学びはたくさんありますが、
日本も、海外にはない素晴らしいものが
たくさんあります。
実際、フロリダの遠征を通しても
日本のテニスが遅れているとは
全く思いませんでした。
ただ、ジュニアの頃から
海外等、できるだけ広い所を意識することは
より良い選手(人間)に成長するのは
間違いありません。
外に出てみることで、
内の良さに気付くこともありますし。
当然、全員がプロになる訳ではない
本当の意味で成功を掴める人は一握りですし、
挑戦して限界を知る選手もいるでしょう。
でも、人生はある意味挑戦の連続なので、
ジュニアから広い世界に挑戦することは
絶対に無駄にはならないと思っています。
そして、僕たちのような
ジュニアに関わる大人も、
そんなジュニアの目標を応援できるような
人間で居たいと思います。
もし、「自分なんかが海外なんて…」と
思っているジュニアがいれば、
決して自分を小さく考える必要なないので、
ぜひ海外を含めて大きな目標を持って
挑戦してほしいと僕は考えています。
海外は基本的に、実力関係なく
どんな価値観も自由、平等ですからね。
追伸:スポーツを仕事にしたい理学療法士の方へ
毎月先着30人限定で、僕が行った
「療法士がスポーツを仕事にするセミナー」
の動画(約100分)を無料で配布しています。
有料で行なったセミナーなので、
これから本気でスポーツを仕事にしたい
と思う人のみお渡ししています。
ちなみにこのセミナーをキッカケに
多方面でスポーツを本業にした先生が
多く出ています。
以下、セミナー動画の配布条件です。
- 自身の現状(勤務状況やスポーツとの関わり)、今後の目標を話していただけること
- 配布動画を全て見て、その後感想などの連絡をしていただけること
- スポーツ分野を仕事にしたいという強い気持ちがあること
これらが当てはまる方のみ、以下のLINEまで
「ブログを見ました。セミナー動画希望』
とメッセージください。
※メッセージがないとLINEが届かないので、
必ず『ブログを見ました セミナー動画希望』
と一言添えてください。