フロリダ遠征期の記事
今回の記事は、海外で活躍したり
プロ選手のサポートに関わりたい理学療法士、
トレーナーの方向けの記事になります。
海の向こうで、プロ選手のサポートをする。
これに一体、どんな意味があるのか?
プロ選手はどんな悩みや問題を抱えているのか?
僕ら、理学療法士やトレーナーに
何を求めているのか?
もちろん、個人情報がわかるような
細かい部分は書けませんが。。
伝えられる範囲で書いていきますね!
実際にプロ選手のサポートを通して
感じていること。。

①あなたがイメージしている素晴らしい、感動的な世界が現実にある。

 
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プロと言えば、輝かしい世界で生きていて
厳しい競争の中で戦っているからこそ、
望む成果を上げられた時は
本当に感動的で、何よりも嬉しい。
まさに普通では経験できないような世界に
触れることができる。
僕はプロと関わる前、
こうしたイメージをもっていました。
プロスポーツに関わりたかったから
理学療法士になろうと思ったんです。
そして、現実にプロのサポートを
海を越えてアメリカで経験し、
こんな素晴らしい世界はない!と
本気で感じます。
あなたがプロスポーツに興味を持っているのは
お金のためではないはずです。
誰も知らない世界を経験したり、
自分がサポートする選手が
より選手生活が充実したり。
または、過去に自分がケガをした経験から
なんとかプロ選手の力になりたいとか。
この世界に飛び込んでみたら
きっと、今の自分が思ってる以上に
感動的な世界が待っています。
いつだって、自分が思うよりも
世界は広いものです。
自分の人間の幅も、確実に広がります。

②まとまってトレーニングをする時間を作ることが大変

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プロ達は実は、
自分の欠点や課題をちゃんと知っています。
その直し方だって知っている!
という選手も少なくありません。
ただ、スケジュールがハードで
時間が取れないんです。
各スポーツによって多少の事情が違いますが、
テニスの場合、プロは常に世界中を
飛び回って試合をしています。
その中で、自分の課題とじっくり向き合い
トレーニングで修正するという時間は
なかなか作れないのが現実です。
※理学療法士の方は分かると思いますが、
代償動作を修正していくのは
一日二日では難しいですよね。
最初から自主トレだけでは、代償が悪化する
可能性もありますし。
今回のように、いかにスケジュールと場所を
調節し、まとまった時間を作ることは
死活問題なのです。

③それでも、プロ達は自分の課題と向き合いたい

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一週間、トレーナーを海外に呼んでまで
自分の課題と向き合いたい!
そう思ってるのが、プロ達です。
体作りから食事から、
出来るベストを尽くしています。
自分の職に関わることですから。
僕たち専門家から見たら
ハッキリ分かるような課題でも、
選手にとっては貴重な情報です。
現にアメリカまで呼んで
トレーニングしたいと思ってる程、
理学療法士やトレーナーの目線は
選手のサポートに役立ちます。
あなたが持っている知識や技術、経験は
あなたが思っている以上に、
選手に貢献できるものなのかも
しれませんよ。

④プロ活動には、お金がかかる

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選手によって待遇が違うので
(団体スポーツも少し違いますが)
詳しくは述べませんが、
より良い環境で練習に打ち込むとなると
当然、お金がかかります。
 
 
 
施設の利用料やコーチへの報酬に始まり、
遠征費用、食費、ウェア代や用具代、
寝床に至るまで、かかるお金は莫大です。
 
 
 
正直、金銭的に苦しい選手が多いのが事実。
その中で、トレーナーを呼ぶということが
どういう意味なのか。
これを、僕たちは理解しておく必要が
あるでしょう。
当然、選手の課題を解決する技術や
スキルは、僕たちに必須です。

⑤拘束時間は長い。地道なことも多い

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練習中にトレーニングすることも
ありますが、多くは練習の前後を使って
トレーニングやケアをします。
そして、練習中は練習を見ます。
なのでどうしても、拘束時間は
長くなります。
そして、一流の選手ほど
やってることはビックリするくらい地味です。
きらびやかに見えるプレーの裏には、
地道な努力がたくさんあります。
僕たちの関わりのほとんどは、
その地道な作業になります。
ただこれらは、選手と密に関われるので
僕は長所と考えているんですけどね。

⑥素晴らしい出会いがある。

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なによりも、他ではできない経験ができる。
トレーナー側も、色んな人に支えられて
活動できていることを実感します。
そして、色んな人との出会いが
あります。
今回の内田プロの遠征でも、
同じ場所を拠点とする錦織圭選手や
次の世代を担う、たくさんの若手選手と
出会うことができました。
家にこもっているだけでは
絶対にできない経験ができるのは事実です。
経験は、何にも代え難い財産です。

⑧望んで行動すれば、誰もが活躍するチャンスがある

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コネという言葉で片付けられがちですが、
意外とこの世界は平等です。
ただ反対に、意思表示をしなければ
なかなか理解されない業界でもあります。
自分がプロスポーツで関わりたい!とか
海外で活躍したい!
と思ってるなら、それをしっかり公言し、
行動してみましょう。
きっと、道は開けます。
さて、書ける範囲で書いていきましたが、
もっとディープで良い情報や
実際、現地でどんなことやってるの?とか
色々質問はあると思います。
実は帰国後、久しぶりに
スポーツセミナーを開催しようと思っています。
スポーツの世界に関わっているという経験は
独り占めするにはもったいないですし、
きちんとした手順を踏めば
誰にだってスポーツ分野で活躍するチャンスは
大いにあるからです。
※ただし、意思表示が必要ですが。。
詳細は、ブログやFacebookで発信していくので、
スポーツ分野で活躍したい理学療法士や
トレーナーの皆さんは、
ぜひ楽しみにしていてくださいね!
最後に、遠征の合間にドライブで撮れた
最高の写真をどうぞ笑

①アメリカ西海岸、マリブの海

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 ②カリフォルニア州サンタバーバラ 日が沈む直前の黄昏時

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追伸:スポーツを仕事にしたい理学療法士の方へ

毎月先着30人限定で、僕が行った
「療法士がスポーツを仕事にするセミナー」
の動画(約100分)を無料で配布しています。
 
有料で行なったセミナーなので、
これから本気でスポーツを仕事にしたい
と思う人のみお渡ししています。
ちなみにこのセミナーをキッカケに
多方面でスポーツを本業にした先生が
多く出ています。
以下、セミナー動画の配布条件です。
 
  • 自身の現状(勤務状況やスポーツとの関わり)、今後の目標を話していただけること
  • 配布動画を全て見て、その後感想などの連絡をしていただけること
  • スポーツ分野を仕事にしたいという強い気持ちがあること
 
これらが当てはまる方のみ、以下のLINEまで
「ブログを見ました。セミナー動画希望』
とメッセージください。
 
※メッセージがないとLINEが届かないので、
必ず『ブログを見ました セミナー動画希望』
と一言添えてください。
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