ブログで「障害者スポーツ専門のジム」が良いって書いたんですが、本当に誰かやれば良いのにってずっと思ってます。
障害者スポーツって≒生涯スポーツでもあるから、一度信頼関係ができれば長いお付き合いになるはずなので、経営的にも安定しやすいだろうし。
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年8月8日
脳卒中専門の障害者スポーツ専門のジムでも作ろうかしら?
そこなら、誰にも負けない気がする。 https://t.co/K79IMFD72g— 理学療法士taka (@ptmatchbox20) 2018年8月8日
デメリットをあげるなら、「参入障壁が低い」ことかな〜と思います。
プライベートジムって初期費用そんなかからないんで、腕とノウハウがあれば誰でもやれちゃうはずなんですよね。
だから誰か始めて良い感じなったら、次々やる人増える気もしなくないw
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年8月8日
先日ツイートしたんですが、「障害者スポーツ専門のパーソナルジム」って都市部ではだいぶ需要あると思うんだけど誰もやらないよね…
数年前からそのうち誰かやるだろ〜ってずっと思ってたのに不思議。
障害者スポーツに興味ある人多いし、こんなにPTが独占できるフィールドないのにもったいない…— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年8月10日
パーソナルジムなんて初期費用かからないし、障害者スポーツはクライアントにとっては一生ものだから、自費整体と違って新規を集客し続ける必要もない。
PTが得意とする「マンツーマンで長期的にサポートする」が思いっきりできる舞台なのにな…まじで誰かやるなら早い者勝ちだと思うよ笑
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年8月10日
確かに、他では勝てないくらいの得意分野ですよね、早い者勝ち感すごい、、、ゴクリ、、、
— 喜多一馬@コミュセラ (@rehamame) 2018年8月10日
障害者スポーツはPTが圧倒的にアドバンテージな分野ですからね…で、僕が日々相談を受けるに、需要供給ともに多いと思うんですよね。
逆になんで誰もやらないのか結構不思議です…早い者勝ち感すごいのに笑 https://t.co/obUmaEVEgj— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年8月11日
僕がテニス選手専門のパーソナルジムを始めたのは2年前なんですが、その時からずっとPTがやる「障害者専門のパーソナルジム」って需要あるだろうな〜って思ってたんですよね。
まあ誰がそのうちやるだろうとって思ってたんですが、全く誰も始める素ぶりがないんですよねこれが…笑
一方で僕の元にくる相談では結構「障害者スポーツで頑張りたいんです!!」って言ってるPT多いっていう。
ちなみに、なんでこんなに障害者スポーツ専門のパーソナルジムを推してるかって言うと、単にブルーオーシャンなだけじゃなく、やりたい人にとってはよくある自費整体なんかよりもイケてるモデルっていうのもあるんですよね。
ざっと要素を上げると、
- スキマ産業なりに需要が多い
- にも関わらずやってる人がいない
- 初期費用がそんなかからない(頑張れば敷金礼金込みで70万あればやれちゃいます)
- 圧倒的にPTにアドバンテージ
- 一人ひとり体の状態が違うので、個別の評価→サポートができる「パーソナルジム」という形態にマッチしている
- 障害者スポーツは長年続ける人が多い(抱えている障害自体は治らないため)→一度信頼関係を作れば、新規集めをしなくていい
こんなところでしょうか。
障害者スポーツをやってる人は自分の体のことで色々と悩みがあるもので、大抵なんとかしたいと思ってるものです。そしてそんな悩みに応えてくれる人を探してもいる。にも関わらず、やってる人(と言うかできる人)が少ないんです。
あと、僕自身がパーソナルジムの経営もしているのでよく分かりますが、新規のクライアントを集め続けるって言うのはパーソナルジムとしてはダメダメなんですよね。
自費整体や整骨院などは新規をどれだけ集めるかが重要だったりしますが、パーソナルジム(専門分野だと特に)の場合は付き合いが中長期になることが多いんです。僕も選手のサポートは基本短くても1年、長いと5年以上になりますし。
つまり、経営的に安定しやすいって言うメリットもあるんですよね。
加えてパーソナルジムの場合は空間にお金がかからない。コナミみたいなジムを作ろうと思えば数千万円必要ですが、1対1でみるパーソナルジムなら機械も安価なものでいいし、空間も狭くてOKなんでリスクも少ないという、メリットだらけなんですよ。
そこまで言うならお前がやれよ!!って言われそうですが、僕はやりません。
障害者スポーツにそこまでの情熱を注げないので。
結局メリットどうこうよりその分野に情熱を燃やせるかが事業には大事だと思ってるんで、経営的にイケてるからとかいうスケベ心でやるつもりは一切ないです。
逆に言うと、障害者スポーツに情熱を燃やせる人はチャンスですよ。だいぶ。
あ、ちなみに僕が考えつく中でのデメリットもあげときます。
- 参入障壁が低い
- 都市部でないと成り立たない可能性大
かな、と思います。
初期費用やランニングコストがそんなにかからないというのは、メリットであると同時に誰でもできると言うことでもあります。実質PTで障害者スポーツのノウハウを持ってる人なら誰でも始められますからね。
あと、ど田舎でやってもそもそも障害者スポーツやってる人の数が少なすぎるので、これも難しいかな。やるなら地域の都市部でやらないとダメでしょうね。
と、ここ数年自分で思ってることをつらつら書き綴りました。
誰かがやり始めて人気になると競争が激化してクライアントの取り合いになると思うので、やるならさっさと始めて突き抜けることでしょうね。
やりたい人は自己責任でやってみてくださいw
追伸:スポーツを仕事にしたい理学療法士の方へ
- 自身の現状(勤務状況やスポーツとの関わり)、今後の目標を話していただけること
- 配布動画を全て見て、その後感想などの連絡をしていただけること
- スポーツ分野を仕事にしたいという強い気持ちがあること