※今日の記事は長いです笑
文章を読むのが苦痛な方や
文章以上の詳しいことを知りたい方は
下の動画にまとめていますので
そちらを見てください↓
①ポイント(ランキング)を持っていない選手はアルタネイト、ウィズドローの仕組みをしっかり理解する
アルタネイト、ウィズドローの
仕組みを知っておくことがかなり重要です。
随時ITFサイトの大会ページを見ると、
メインドロー、クオリファイの順位に加えて
アルタネイト(補欠)や、ウィズドロー(欠場)
のリストも見ることができます。
↑こんな感じです。
基本的には、申し込んだ選手の中で
ポイントが高い順にメインドローに選ばれていき、
メインドローの枠から出た選手は予選に、
予選の枠から出た選手はアルタネイト(補欠)に
なります。
そして、ITFの試合は
「出るかわかんないけど、とりあえず
エントリーだけしとこう」という選手も
多いです。
なので、メインドローや予選の選手も、
ウィズドローすることが珍しくないんです。
ちなみに、ウィズドローしたら、
その分、それぞれの順位は
繰り上がっていきます。
ここで大事なのは、
エントリーにもウィズドローにも
期限があるということです。
ファクトシートを見ると、
- エントリーデッドライン(申し込み期限)3月21日14:00
- ウィズドローデッドライン(欠場期限)4月4日 14:00
という具合です。
メインドローや予選の選手は
ウィズドローの期限までに欠場を
表明しないと、ITFからペナルティを
課せられます。
なので、ウィズドローの期限が過ぎた後は、
リストの順位は変動しにくいです。
ウィズドローの期限を過ぎて、改めてリストが
出たときに、補欠のかなり下の選手
(20〜30番以降)の場合、残念ながら
出られない可能性が高くなります。
この順位は、先に書きましたが、
・ポイントを持っている選手はポイント順
・ポイントを持っていない選手は抽選順
に、リストが出ます。
だから、1ポイントでもポイントを持ってるかが
かなり重要になります。
ちなみに、今回の遠征でもエントリー期限の
一ヶ月前に申し込んだある選手が、
リストが出た時点でアルタネイトの65番、
ウィズドローの期限が過ぎた時点で44番で、
ちょっと厳しいな〜ということで
遠征をキャンセルすることになりました。
なので基本的には、ノーランクの選手は
抽選によって順番が決まるんですが。。
これが、完全に平等ではないことも
同時に知っておくことが大切です。
ノーランク選手の中でも
優先されるポイントがあり、
ITFのポイントを持っていなくても、
その国のランキングを持っている、
国内ランキングが高い選手の方が
優先されるようです↓
↑これは、今回出る試合の予選のリストですが、
予選の11番までは、ITFポイントを持っている
ジュニアです。
そして12番以降は、ナショナルランキング
(国内ランキング)の高い順にリストアップ
されています。
今回はオーストラリアの大会で、
オーストラリアにはジュニアの
国内ランキングがあるようです。
ちなみに日本では「ナショナルランキング」に
相当するものはありません。
ややこしいですね。。
これは、動画でまとめたのを
みた方が早いです。。
②ポイントを取るために技術的、身体的、精神的な準備をしておく
上に書いたように、
数ヶ月前にエントリーするとなると、
逆算するともう少し前から
どの試合に申し込むか
考えておく必要があります。
とくに年齢が低くて、初めての大会の場合、
「メインドローで一勝してポイントを得る」
ことを目標にすることが多いです。
数ヶ月前から、技術的にも身体的も
イメージをしておくことが、
目標を達成するために大切なことです。
③遠征期間中は、日本のスケジュールは諦める
これ、超重要です。
海外遠征に行くとなると、多くの場合
1〜2週間の期間になります。
各地区の協会のジュニア大会、
中体連、高体連の試合、
学校の行事(テストなど)
プライベートで何か予定を入れたい
など。。
絶対に、何かの予定とかぶります。
何とも被らずに出られる試合は
ほとんどないと思った方がいいです。
遠征を企画する側も、大切な時期
(全日本ジュニアやその地区予選、
学年末テストなど)とは被らないように
考慮しますが、
出る側も、何かとかぶるということは
あらかじめ覚悟(?)しておいた方が
いいでしょう。
ちなみに、今回のオーストラリア遠征は
中学生がメインでしたが、高校生の
インターハイ予選の時期と被っていたり、
関西の方はわかると思いますが、
関西ジュニアサーキットのマスターズと
被ってたりしました。
国内も海外も、テニスは
オフシーズンがないんですよね。。
④トラブルを含めて、全て楽しむ、新しい経験と考える
海外遠征は、自分を大きくするチャンスです。
なぜなら、全てが新鮮だからです。
言葉の違い、文化の違い、
サービスやトラブルもあります。
オンコートだと、外人のテニスは
日本人とは違いますし
現地で練習相手を探したりするのも
英語を使う必要があります。
これを「自分を大きくするチャンス」
と捉えるか、
「いつもと違うからストレス」
と捉えるかで、充実度が全く違います。
そして、飛躍する選手は
間違いなく前者です。
文化の違いも言葉が伝わらないことも
いろんなトラブルも全て楽しむ!
ぐらいの気持ちでいることが
ベストですね。
こんな感じで、
試合に出る前にやる準備と心構えを
お伝えしました。
チョット長くなりましたが、
もう少し詳しく動画でまとめているので、
こっちも見てください↓
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