試合前にケガをするケースがしばしば見られる
※大きなケガから数日で完治する軽いものまで
ここまで見てきて、試合前にケガする選手で
「調子が悪い」選手は少ないように感じる。
何の根拠も無い私なりの考えですが、
強化に関わるコーチは「ピーキング」を
必ず考慮しています。
つまり、これ!と決めた試合に調子のピークを
もっていくように練習するということ。
腕の良いコーチほどピーキングが上手いので
試合前に調子が高まってくる。
選手は普通、調子が悪い時は色んな面で
控えめになる。
練習量にしても負荷にしても、ショットの選択に
しても、いつもより無理の少ない練習や試合を
心がけることが多い。
反対に調子がいいと、チャレンジも多くなる。
どうやら調子がいいときや試合前のケガは
ここにヒントが隠されている気がしてならない。
これまで、もし試合前のケガで悩まされていたと
したら、そして調子がいい時にケガするとしたら、
まずコーチの腕がいいのだと思う。
そして調子がいいときほど、無理をしやすく
普段と違う負荷・コンディションになることも
心の片隅に入れておくこと。
試合前のケガを防ぐ一つの方法だと考える。
今日の写真/医学大辞典
ほとんど全ての病気やケガを網羅している医学書
しかし各疾患を見ていくと、症状や原因、好発年齢
治療法と色々書いてあるが、「予防」の欄は無い。
※全ての病気を事前に予防するのは不可能だが
しかし競技によっては、○才〜○才にどのケガが多く
ある特徴を満たす選手はケガのリスクが高いとか
そういったデータは色々と出ている。
これをテニス向きにしたものはすでに私が
データ化し使っているが、どうもそれだけでは
十分ではないようだ。。
これからの分野だが、全ての選手に共通して
必要なものだから、もっと探求を続ける。
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