今、理学療法士の業界は過度期と言える。
※過度期:古い環境から新しい環境へ移り変わっている時期
昔のように病院の中で働くだけじゃなく、
好きな分野を自分の力で仕事にしようと
日々病院の外で活動している人が多くいる。
だけど学校の中にいるだけじゃ、
「本当にそんな世界あるの?」と思う学生も
多いだろう。
それもそのはず。
基本的に養成校のカリキュラムには
病院外での活動を教えてくれることは少ないし、
何より時代は高齢化社会に対応するための
策が求められるから、PT養成校も
高齢者のリハビリテーションに関する
カリキュラムが大多数を占める。
他の分野で活動したい!なんて口にしようもんなら
「そんなことできるの一握りだけだぞ!」
「いきなり外に出てやっていけるか!」
と、批判のオンパレードである笑
この環境にやられて、
自分が理学療法士を目指した理由を忘れたり
諦めたり妥協している学生も多いのではないか。
そんな学生に、僕から伝えたいことは二つ。
一つ目は、学校や先生は悪くないということ。
時代の流れに沿って、ニーズを満たすために
教育していくのは当たり前の話。
明らかに小さい市場(例えば動物理学療法など)
とか、独立整体業のようにグレーゾーンのことを
時間かけて教えるわけにはいかない。
国家資格受験に必要なカリキュラムだけで
時間が足りないぐらいなのに、
そもそもそんな余裕もない。
だから、自分の考えが認められないからって
学校や先生のせいにするなんて筋違いもいいとこ。
あと学校の勉強はしっかりやっておこう。
無駄なことなんて一つもないから。
二つ目は、学校から外の世界に目を向けるべし
ということ。
学校は、あなたが将来やりたい分野を
教える義務はない。必要もない。
だけどあなたが本当に自分の将来を考えるなら、
学校の外の世界に目を向けて
自ら情報を集めることが何より大切。
なぜなら、あなたが知りたい情報は
学校の外に集まっているから。
例えば将来、スポーツを仕事にしたい学生は
多いと思う。
しかし、「本当にそんなことできるの?
仕事にしてる人なんているの?」
と半信半疑の人も多いだろう。
でも、スポーツを仕事にして生きているPTは
確かにいる。
あなたのイメージと同じかわからないけど、
僕は病院とは関係なく自分の活動として
スポーツを仕事にして生きている。
確かにそんなPTがここにいる。
僕以外にも、様々な分野で
病院の外で活躍しているPTは沢山いる。
そしてこれは、学校の中にいるだけじゃ
入ってこない情報でもある。
僕のこのメッセージは、どのくらいの学生に
届いているだろうか?
きっと、学校の外の世界にアンテナ張ってる
学生にしか見つけられないと思う。
あなたに何かやりたいことがあるなら、
学校から外の世界に目を向けること。
そこからがスタートだと思いますよ。
それから、来月11月12日に大阪で
PT学生限定のスポーツセミナーを
開催します。
すでに申し込みが来ているので、
将来スポーツを考えている学生は
定員になるまでに申し込んでくださいね。。
詳細と申し込みはこちらから。