成長期は骨格が日々変わっていきます。

この時期は骨端症、
いわゆる「成長痛」が起こりやすい時期です。
ジュニアの身体を診させてもらう中で、「成長痛」に
遭遇する機会はかなり多いのですが、
そもそも成長痛はなぜ起こるのでしょうか?
骨・関節の視点による説、
腱〜骨の付着部のストレスによる説、
あるいは心理面も影響しているという説・・・
医学的根拠では、「これ!」という原因は特定されていませんが。。
確かな事は、
骨格が変わるだけでは痛みは起きません。
どのジュニアも背は伸びますが、痛みが出ない選手もいますからね。。。
僕の経験則では、
膝・踵に関わらず、成長痛を訴える選手は
筋肉が硬い(膝なら大腿直筋、踵は下腿三頭筋や足底腱膜)
所見が多いです。
普通に考えれば、
筋肉・骨ともに同じ長さで、成長期に骨だけが伸びていけば、
筋肉は引っ張られ、骨の付着部にストレスがかかります。
筋肉は勝手に伸びないですからね。。
つまり成長期を迎える前に、筋肉の柔軟性をキープしていることが
重要なんです

よくよく考えれば当たり前の話ですが、意外にこの視点でのケアは
現場ではされていません。
足底腱膜!?なんじゃそりゃ!?
ってな感じでしょう。。
小学生なら身体は柔らかいはず〜〜ではなくて、
必ず来る成長期に向けて、骨の成長を受け入れるだけの
筋肉のケアをしてあげましょう。
ストレッチは本当に大事ですよ。。
今日の写真/踵周囲の筋肉
6.jpg