成長痛の一番の治療は予防ですが。。


もし、痛みが出てしまった場合。
フツーの整形外科であれば、
「運動をせず安静にしてれば治ります。
痛み止め出しときますね〜」
と言われたりします。

でも、
「安静に出来んから受診しにきたんじゃ!」
が、本音でしょう。。

確かに成長痛はオーバーユースの側面もあるし
放っておいても、基本的にいつかは治るものですが。。

テニスはオフシーズンのないスポーツ
そして本当のトップを目指すなら
中学までにテニスを完成させなければならない。
つまり、成長期に練習を休むというのは
アスリートを目指す上でかなりの
ビハインドになってしまいます。

それでも安静を余儀なくされるケースもあるでしょう。
しかしその場合も、安静にすべきは局所(痛みが出ている部分)
であって、他の機能はガンガン鍛えるべきなんです。

体重をかけて膝が痛くても、体幹・上半身のトレーニングはできる。
プールみたいに体重がかからない環境での持久系トレーニングは、
むしろ今まで以上に多くし、心肺機能を高めていく。

局所を休ませている間に、他の機能を底上げすれば
復帰したときの武器になります。
そしてテニスも、意外にそれまでより良い感覚に
なっている事も多いです(僕がそうでした)。
※鍛えるとは、「筋トレ」ではないですよ。。誤解のないように。