今日もブログの更新が深夜に・・・
夜遊びしてる訳じゃないんですよ。。
医療業界は、エビデンス(根拠)を出すために
色んなデータ収集をして分析するので、
知らず知らず夜型になっていく。。
今日はデータ収集なんてしてないんですけど(笑
テニスの話しですが、あるとき白川コーチと
「先伸びと後伸び」について話しをしました。
身体的に先伸びしやすい要素がある。。
しかし、他のある要素を持った選手が出てくる
(後伸び)と、先伸びタイプの選手は追い抜かされ
やすくなる。
そして最終的に身体の優位性はほぼなくなる。。
ただし後伸びタイプは、特徴を活かし切る前に
受験などの環境の変化が大きくなり、テニスから
遠ざかっていくケースも多いと。。
初めて聞いた時は、自分や周りの選手達の成長過程と
照らし合わせながら、興味深く聞いていました。
そしてこの話しは、身体機能の面から考えても
つじつまが合うことが多いです。
これは何のデータもない、僕の経験則の話しになるので
一意見として捉えてほしいのですが、
まず先伸び・後伸びに関わらず、「柔軟性」は
競技力に関わる大きな要素です。
そして幼少からテニスに打ち込み、成長期に
練習量を増やしたにも関わらず、ストレッチなど
ケアをあまりしなかった例は、「柔軟性」が低下
していることが多いです。
そしてほぼ例外なく、成長痛が起きています。
反対に、中学前後から本格的にテニスを始め、
大成した選手もいます。
このタイプは、比較的「柔軟性」が保たれている
ケースが多いです。
つまり成長期に練習量を増やすなら、同様にケアも
入念にしなければ、柔軟性の低下を招く可能性が
高いということです。
またこの時期は、身のこなしが「有酸素(ゆったり)」
から、「無酸素(素早い)」に変わっていくので、
根本的に筋肉の質が硬くなっていきやすいです。
そのことも一因しているのかもしれません。
とにかく、この2つのケースを「柔軟性」だけで
比べると、後にテニスを始めた方が優位な特徴に
なりやすいですよね。
先伸びと後伸びのメリット・デメリットは、
各個人の身体特徴によって変わってきます。
こういう観点から長期的なプランニングを
行っていくことが、「才能を作る」ことに
つながるのではないでしょうか?
エナジーの選手は確実に結果を出し始めて
いますが、これがデータとして残り
客観的な根拠になれば、より確実に
「才能を作っていく」ことが可能に
なると考えています。
今日の写真/アームカバー
夏に選手を診させてもらう時は必ずつけています。
自分の汗まみれの腕が選手の身体につくのが
いやだからです。。
今年もそろそろ、と思ってタンスから出したら
一本なくなってる。。
仕方ないから、買い足すまでは片腕は汗まみれで
頑張ります!選手達、ゴメン!笑