20代で開花する人は、少なくても10代から死ぬ気でやってる人。トップアスリートがそうであるように。30代で開花する人は、少なくても20代から挑戦をやめなかった人。多くの起業家がそうであるように。若くして花開く人は人知れずトライし続けてるもので、すぐに結果が出るなどないという当たり前の真実
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年5月27日
リアルでもネットでも、自分が「何者かになりたい」「オンリーワンの存在になりたい」と思う方はほんと多いな〜と思います。(特に若者)
そりゃ平凡を望む人もいますが、今やその平凡すら約束されなくなった日本で、「生き残るために何者かにならなければ」という思想も多少含んでるように思いますが。
理由はなんでもいいと思うのですが、僕が最近気づいたことが、冒頭であげたツイートです。
20代で開花する人は、少なくても10代から死ぬ気でやってる人。トップアスリートがそうであるように。30代で開花する人は、少なくても20代から挑戦をやめなかった人。多くの起業家がそうであるように。若くして花開く人は人知れずトライし続けてるもので、すぐに結果が出るなどないという当たり前の真実
仕事柄アスリートと関わることが多く、またフリーランスとして独立してからは、若くして事業を営んでる方とも交流が増えました。
で、彼らのような「何者かに慣れた人(と、僕の目から見て思う人)」たちは、みんな揃いも揃って10年以上前からその道でもがいてきたんですよね。
ビジネスの世界で大きく成果を残す人の多くは30代以降だと思いますが、彼らはその10年以上前の20代から挑戦し続けてる。
アスリートなんかは普段接しているから分かるんですが、20代で一流アスリートになる人は少なくても10代からその道を歩んでるし、10代で大きく取り上げられる人は、1桁代からやってるんですよね。
ちなみに、1桁代からやり始めてることが良いとか悪いとかは特に持論はありません。
アスリートはどうしても人生の前半にピークがくる職業ですから、逆算すると一桁代からやり始めてる人が多くなるのは必然と思いますし。
10年後を見据えて目の前のことをやり続ける
なんか自己啓発っぽくなってきましたが笑、真実として1年や2年で何者かになれるわけないと思うんですよね。
この感覚がわかる人ならば、何者かになれるんだろうと思います。
いや、僕も自分自身では何者でもないと思ってますので偉そうなことは言えんのですが。周りから見たらどうなのかは知らないけど。
けど僕もフリーランスとして5年間生きてきて、今年は法人化しようかな〜と考えてたりするわけです。
色々と遠回りしましたが、花開くのに10年というのは、目安として割と間違ってないと思うんですよね。
10年先を見据えてやりつつ、目の前のことで生命維持を
とはいえ、多くの方は10年先まで結果が出ないなんて、自分が先に死んでまうわ!!って感じでしょう。
例えば、僕のやってるスポーツ界だと、トレーナーとして現場に出始めたころって本当にお金にならないわけですよ。
で、これを10年続ける覚悟でいろって言われると、確かに酷な気もします。
でもこれは考え方次第で、「10年間成果が出ないかもしれない大きなチャレンジ」をやるために、「生命維持ができるレベルの目の前のこと」も同時でやるのが一番現実的だと思ってます。
例えば、病院で働きながらトレーナーの仕事をやるとか。
昨今はSNSなんかで「さっさと会社辞めて独立セヨ!」みたいな意見が目立ちますが、自分のブランドで生命維持レベルの生活が確立できてない人が会社辞めたら、文字通り死ぬだけなんですよね笑
だから基本的には、「目の前の生活に繋がる目の前の仕事」をやりつつ、残りの時間とエネルギー全てを10年後を見据えたことにフルコミットする。
これが現実的。
そして、こうした手法で本当に10年後のことにフルコミットしていれば、人にもよりますがもう少し早いタイミングでチャンスがやってきたりします。
これは時の運もあるだろうけど、基本的にフルコミットすればするほどより早い段階でチャンスをつかむことができるはず。
具体的には、例えばPTがトレーナーの仕事でやっていきたいなら、
- まず働きながら現場経験を積む
- 現場の仕事が増えてきたら、非常勤などに切り替えることで病院の仕事を減らしつつ、トレーナーの仕事にコミットできる時間と労力を増やす
- 満を辞して独立する
こんな感じになるかと。ざっくりとですが。
ちなみに、これは副業とは考え方が全く違っていて、基本的に「副業」と考えている間は、それを本業にできるケースは極めて少ないというのが持論です。
副業ブームでそれはそれで良いですが、いつかこれで生きていくと決めてないと本当に一生副業で終わっちゃうのも事実です。
結論は、「自分自身で環境を作る」ということ
僕の話を少しだけすると、今はフィーをいただいて海外の仕事をメインで行なっています。
しかし、海外の経験を積むまでは、ボランティアどころか自腹切って海外の仕事に同行させてもらっていました。
それも一回とかではなく、僕の中ではある意味10年後を見据えたチャレンジだったので、何回かは自腹切って海外の仕事をさせてもらってました。
もちろん、海外に行ってる数週間は他の仕事がストップするので収入はありません。
自腹切る+収入無しのダブルパンチです。
ではそれがなぜ可能だったか?というと、日本での仕事が生命維持レベル以上でキープできていたからです。
独立してしばらくは日本の仕事も収入面で大変な時期もありましたが、やがてある程度安定した状態でキープできるようになったことで、「これを維持しつつ、どんどん海外の仕事に時間と労力をコミットしよう!」と次のステップに進むことができました。
そのおかげで、図らずも10年もかからずに海外の仕事をメインにできるようになってきました。
こうした自分の経験を振り返ってみると、
- 何者かになるには、10年以上の水面下の努力が必要
- 目の前の生命維持ができない人は、その努力すらスタートできない
- 生命維持しつつ、未来に自己投資できる環境を『自分で作る』
これが真理だと感じています。
何か新しく挑戦したい!と思った時にまずやるべきことは、
「挑戦できる環境を自分で作る」ことかな〜と思ってます。少なくてもスポーツや医療業界においては、自分自身の環境を作ることができず(その発想がない)一歩目が出せない…というのが大半かと😓
意外と個人の能力よりこっちが大事です😅— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年5月22日
長くなってきたしお腹空いてきたので、今日はこの辺にしておきますね。
今マレーシアにいるので、現地のローカル料理を食べてきます。
ではまた。
PS.食べてきました。
マレーシアはきらびやかで、日本にいてる時の感覚と良くも悪くも変わらないですね。
ローカルフードも普通に美味しかったです。
追伸:スポーツを仕事にしたい理学療法士の方へ
- 自身の現状(勤務状況やスポーツとの関わり)、今後の目標を話していただけること
- 配布動画を全て見て、その後感想などの連絡をしていただけること
- スポーツ分野を仕事にしたいという強い気持ちがあること
追伸2:「僕がスポーツで独立するまでにやってきたこと全て」をテキスト化しました!
5年前、僕がスポーツで独立するまでに、取り組んできた全てのことをまとめました。
巷には出回っていないリアルな実話なので、これからスポーツを仕事にしたい(独立したい)人にとっては役に立つと自負しています!
23歳PT スポーツで独立するまでにやってきたことすべてhttps://t.co/nS2FmcwkBc
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年3月7日
このコンテンツは、理学療法士で当時23歳だった僕が、スポーツで独立するまでにやってきた全てのことを書いたテキストです。
総数20000文字、かなりのボリュームですが、巷には出回っていないリアルな実話なので、これからスポーツを仕事にしたい(独立したい)人にとっては役に立つと自負しています。