こんにちは、西川です。
ちんぷんかんぷんはタイトルですみません笑
しかし、わかる人はわかってくれるだろう…
アドレスホッパーというライフスタイルが、ここ最近注目を集めていますね。
webから引用すると、こんな感じです↓
「アドレスホッパー」は、特定の拠点を持たずに、国内外を移動しながらAirbnbで見つけた部屋やホテル、ホステル、旅館などで暮らしつつ仕事をするライフスタイル。
「ノマドワーカー」が一時期言葉として流行りましたが、概念的には似たようなものかと。
これを可能にしたのは、間違いなくインターネットですね。
従来のリアルビジネスでは会社に出勤する必要があったし、仕事場所が決まってるぶん住む場所も自ずと絞られます。
しかしIT系はじめネットビジネスは、ネット環境さえあれば仕事ができるので、こうした働き方ができる、ということですね。
実際、ツイッター上ではwebの仕事をしながらアドレスホッパーとして生きてる人をよく見ます。
しかし、これらを見てて僕の中で疑問というか、どうも腑に落ちない部分があるんですよね。
ネットビジネスじゃないとアドレスホッパーになれないの?
Twitterを見ていると、ノマドワーク、アドレスホッパーという生き方=ネットビジネスという印象がありますね。しかし、リアルビジネスでもこのような生き方はできますし、日本人はそれを目指していくべきかな〜と思ったりしてます。例えば、美容師さんがいくつかの国の店と契約するとか。
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年4月23日
ちなみに、僕はアドレスホッパーを否定している訳ではないです。
アドレスホッパーという生き方は大好きですし、これから増えるだろうと思っています。というか、そもそも僕自身がアドレスホッパーです笑
けど、この働き方をしている90%以上の方がおそらくネットビジネスしかやってなくて、かつアドレスホッパー=ネットビジネスが前提と考えられてる気がするんですよね。。誰かがそう言ってた訳ではないですがなんとなく。
一方で僕は、今後はリアルビジネスでのアドレスホッパーの今後増えてほしいと願ってますし、この生き方も可能だと思っています。
参考までに僕のことを話すと、僕はテニス選手のトレーナーをしていて、海外を回ることが多いです。
今のところ内訳は、
- 日本の選手に付いて、海外の大会に帯同する 60%
- 海外のテニスアカデミーに出向き、現地や海外の選手をサポートする 40%
といった感じです。
片手間でこうしたブログやSNSの発信もしていますが、本業は上記の通りです。
つまり、事実上はリアルビジネスのアドレスホッパーです。
こう書くと、「それはテニスが特別そういう仕事だからだよ!」と言われそうですが、まったくもってそうではなく、どのリアルビジネスにも言えることではないかと思っています。
リアルビジネスのアドレスホッパーたち
僕が海外で出会ってきた中には、
- フリーランスの美容師として、各国の在住日本人向けの店舗に出入りし仕事をする
- パーソナルトレーナーとして、各国の店舗(在住、現地の方向け)に出入りし仕事をする
- 日本食の外食コンサルとして、各国の日本人向けレストランに出入りし仕事する
などなど、自分の腕をフルに使って活動している方がいました。
一箇所に止まって仕事することもできるはずですが、仕事がなくなることに対するリスクヘッジだとか、いろんな国を見てみたいといった理由があり、こうした働き方を選んでいたようです。
まだ数は少ないですが、テニスやスポーツでなくても、こうした形のアドレスホッパーは存在しています。
で、なぜ僕がこうしたリアルビジネスのアドレスホッパーが増えていくと予想してるかというと、海外での仕事を通じて「今、海外では日本人のスキルが求められてきてる」と感じるからです。
今、海外のリアルビジネスで日本人の技術が求められている
海外でリアルビジネスをする場合、大まかに
- 在住日本人向けのビジネス
- 現地人向けのビジネス
と分けられるかと思います。
僕はどちらもやっているのですが、どちらの領域においても今日本人のスキルが求められていると感じるんですよね。
参考までに、僕の仕事のケースを紹介すると、
現地の人が、なぜ日本人のトレーナーを求めるか?
- 細やかな目線で指導してくれる
- 同じアジア人(僕の場合アジア圏が多いため)として、体のことをわかっている
- 文化的に馴染んでくれやすい(欧米人のスタッフは現地の文化に馴染めず帰国した人も多かったらしい)
- 誠実
- ちゃんと仕事する
- 時間守る
といったあたりです。
書き出してみると、半分以上は僕の仕事でなくても言えることですよね笑
次に、在住日本人は、なぜ日本人を求めるか?
- 日本人クオリティで仕事をしてくれるから
- 仕事が細やか
- 誠実
- ちゃんと仕事する
- 時間守る
さっきと被ってます笑
が、気持ちはわかります。
僕自身も海外での滞在が長いと髪の毛を切りに行くんですが、やっぱり日本人の美容師さんいないかな〜って思いますし。
こうした、ある種「隠れた需要」的なものが海外にはゴロゴロと転がっていて、しかも日本人だからこそできる仕事とも言える訳です。
個人的には、リアルビジネスこそアドレスホッパーを目指せる時代じゃないかとさえ思っています。
言語と専門スキルとwebのリテラシーが必要
とはいえ、リアルビジネスでアドレスホッパーの生き方をするのは、誰にでもできるわけではありません。
リアルビジネスでこうした生き方をするためには、「何かしら手に職を持ってること」「英語」「最低限のwebリテラシー」が必要ですが、やる価値は大いにあるかと。日本は良くも悪くも市場が限られてますが、世界に眼を向けるとあなたのスキルを必要としてる人は意外に多いものです。
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年4月23日
特に英語、専門スキル(僕の場合はテニスのトレーナーとしてのスキル)、webリテラシーは最低限必要かと。
リアルビジネスといえど、webは重要です。
リアルビジネスの仕事が足し算だとすると、webでの発信や繋がりは掛け算に値するので、世界で仕事を広げていくのであれば、webの発信力は欠かせないでしょう。
誰にでもできることではありませんが、それは即ち「参入障壁が高い=旨味も大きい」となるので、一度参入できれば、不安定な日本企業で安定を求めるより安定した生活になるはずです。
このリアルビジネス×アドレスホッパーというジャンルは、個人的にとても興味があるので、また新しいアイデアや方法が見つかったら発信していこうと思っています。
では。
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— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年10月24日
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巷には出回っていないリアルな実話なので、これからスポーツを仕事にしたい(独立したい)人にとっては役に立つと自負しています!
23歳PT スポーツで独立するまでにやってきたことすべてhttps://t.co/nS2FmcwkBc
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年3月7日
このコンテンツは、理学療法士で当時23歳だった僕が、スポーツで独立するまでにやってきた全てのことを書いたテキストです。
総数20000文字、かなりのボリュームですが、巷には出回っていないリアルな実話なので、これからスポーツを仕事にしたい(独立したい)人にとっては役に立つと自負しています。