ここ数日、テクノロジー系について書いています。
テニスの現場ってまだまだテクノロジーについて疎いなって感じるのは僕だけか…って思ってたら、野球とかサッカーとかバスケやってるトレーナーたち、PTたちも同じこと言ってました笑
一方、陸上とか水泳とかフィギアとかをやってる指導者やトレーナーさんは、テクノロジーに肯定的でアンテナ張ってる人が多い…めっちゃ情報に敏感です。
肯定派の多くはクローズスキルのスポーツなのは偶然ではないでしょうね…
ちなみに、何もそんな難しい話をしなくても、日々のデータを記録するだけで分析できることも多いんです。
コンディショニングアプリで記録したある選手のデータを見てみましょう。
直近三週間ほどの記録です。
精神的な疲労感と、肉体的な疲労感がリンクしています。
つまり、気持ち的にダウンしてると、体も疲れを感じやすく、逆もまたしかりということです。
ではこの表に、ある要素を加えてみます。
「睡眠時間」です。
この選手の場合、ゼータの前半(左2/3ほど)は、睡眠時間が平日と休日で大きく差があります。日曜日は4〜5時間ぐらい多く寝ているでしょうか。
テニス選手あるあるですね。
では、これらを重ねて見てみましょう。
睡眠時間を重ねると、見えてくるものがあります。
わかりやすいように印をつけてみます。
睡眠時間の波が平日と休日で激しい(つまり不規則な生活)時期ほど、疲労感にも波があるのがわかります。
反対に睡眠時間の波が3時間程度なら、比較的疲労感も安定しているのがわかります。
なのでこの選手には、通常の日と休みの日で睡眠時間の差をつけすぎないようにアドバイスができます。
ちなみにこれはほんの一例です。
他にもいろんなデータを取っていますが、その中で睡眠時間と疲労感に関係性が見られたからピックアップしています。
全ての選手が睡眠時間で疲労感が変わるわけではないです。
ちなみに全部のデータを合わせると…
何が何かようわかりません笑
こうしていろんなデータをつけることで、その選手独特の共通点が見つかります。
これがデータから分析するというものです。
昔から規則正しい生活とかは当たり前に言われてましたけど、実際に記録つけないと気がつかないし、改善しようって気になりません。
なので、やっぱりデータは必要です。
時代はもう変わってるので、アナログじゃなくてこうしたものをどんどん活用すべきですね。
根性論だけでは問題は解決しませんから…
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