ある他競技の現場でのこと。
世界のトップ選手を相手にするトレーナーと
身体を見てもらっている選手との会話で。。
選手がこう言いました。
「僕の身体、トップと比べてどうですか?」
ちなみにその選手も、全国上位レベルです。
ここでいう「トップ」とは、
世界レベルを指します。
その選手は世界クラスに行くために
身体を変える必要があると
考えていたようですが。。
帰ってきた答えは、
「そんな変わらんよ!」
意外な答えに選手は、
「じゃあ何が違うんですか?」と聞くと、
「彼らは、自分の身体を良く知ってる」と。
話は変わりますが、「頑固オヤジ」なる人は
しばしば病院の検査結果に対して、
「自分の体ぐらい自分が一番分かっとるわ!」
と突っぱねる事がありますが。。
これね、結構正しいと思うんですよ。
長年身体の声を聞き続けてきたからこそ、
自分が一番よう知っとる!
と言える訳ですよね。
※ 「頑固オヤジ」の言い分は全て正しい
訳ではないので誤解の無いように。
話を戻します。
私の経験でも、レベルの高い選手ほど
「自分の身体はこうだ!」と
胸を張って言ってきます。
専門家に言われて気付くだけでなく、
「一緒になって」身体をレベルアップ
させようとします。
テニスも同じですよね。
自分のテニスを知ろうと努め、
コーチと一緒にテニスを作っていく選手は
成長します。
それと同じです。
自分の身体を分かる事、分かろうとする事は、
一流選手への必要なステップです。
選手達!「自分の身体を分かっている!」と
胸を張って言えるか!?
今日の写真/高校のテニスコート
ハードに生まれ変わり、高校生の
フットワークが良くなったと感じます。
あとはジュニア達が自由に使える
クレーコートがあればな。。