仕事の契約するときは、良くも悪くもその内容が今後のあなたの相場として見られることを忘れてはいけない。
年間500万でサインしたら「あいつ雇うには500万必要」となるし、1000万でもそれ以上でも以下でもそうなる。ボランティアずっとやってたら、「あいつはタダで働いてくれる」となる。これ真実。— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年3月2日
これ最近本当に確信に近くなってきてるんですが、トレーナーがサポートする現場でしっかり成果が出せるかどうかは、契約の時点で半分くらい決まってると思うんですよね。
現場、PTやトレーナーがスポーツ現場と契約するときは、お互いドギマギするのが普通の流れです(笑)
現場側:「いくら払えば仕事してくれる?」
トレーナー「いくらなら出してもらえますか?」
みたいな、他業界から見たらなんの漫才やねん!ってツッコミたくなるようなやりとりが頻繁に交わされます。
で、大体現場側が提示した金額はトレーナー側からすると十分ではなくて、でも断ることもできず不本意ながら引き受けてしまう、と。
もちろん、僕もこうした経験はたくさんありました。
そしてその経験から言えるのは、上記のような流れで契約した現場では、ほぼ成果出ないということです。
まあ、当然のことなんですが、目指すところが一流に近ければ近いほど、一流の練習環境で一流のスタッフと一緒にやっていきたいと思うものですよね。
そのためにはお金がかかる。一流の選手を育てようとする現場は、そのことを十分熟知しています。
だから、より良いスタッフを雇うためのお金を、あらゆる方法を使って集めてきます。
反対に、トレーナーに限らず「専門家や環境整備にお金を使わない」現場は、やっぱり熱量もそこそこだったりします。
これを考えると、先のような現場がどちらかは明白ですよね。
で、こうしたことを述べると「結局カネかよ!!」とクソリプが来たりするのですが、僕の経験上しっかりとお金の話ができて、十分な報酬を提示される現場の方が、選手ファーストの理念を貫いてます。また選手たちの本気度も高い。
変にケチなところは本気度低いところ多いです間違いなく。— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年3月4日
人によっては信じたくないかもしれないですが、少なくても僕は真理だと思ってます。
トレーナー側は不本意な契約をしないためにも、自分のジビネスを磨け
でも、実際は現場に関わりたいのがトレーナーの性ですし、せっかくご縁をいただいた現場だからできる限り仕事をしたいですよね。
けど、相手側はあなたの望み(十分な報酬)を聞き入れるためには、それなりの理由が必要です。
だから、僕はトレーナー側にこのスタンスをオススメします↓
あと契約するとき、「自分で作り出してる収入源」をすでに持ってるのは超重要。
年間1000万と契約で言われて
『それなら受けません。自分で仕事したら1500万作れるんだからメリットないです』と言える人は強い。
言えない人は言いなりになる。選択の自由を得たいなら自分のビジネスを持つべき。
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年3月2日
何よりもまず、自分のビジネスを持つこと。それが僕の持論です。
例えばパーソナルトレーナーとしてジムを経営するとか、最近だとyoutuberみたいにオンラインで収益を作っているトレーナーさんもいますね。
自分が納得してやっていれば内容はなんでもいいと思いますが、自分のビジネスで生み出している額があるならば、それを目安に契約の提案ができるからです。
さすがに、ジムの経営で年間1000万の利益が出ているトレーナーに、年間500万円の契約は持ちかけにくいですからね。
結局、ケチかつやる気ない現場と契約しても、自分はだんだん苦しくなるし現場の成果も出にくいので続かない。その上、その後の自分の相場も不本意なものになってしまう。
こうした負のループから抜け出したいなら、自分のビジネスを持ち、その上でしっかりと交渉してより良い現場でサポートすること。— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年3月4日
それに不思議なことに、自分自身のビジネスを持ち、それがうまく行くようになると現場からもしっかりしたオファーが来るようになります。
そうすると、より良い条件でより良い環境、高い意識の現場でサポートをするチャンスが出てくる。好循環ですね。
ただ、こうした現場は当然ながら実力主義なので、認められなければ契約打ち切りになってしまいますが。
ということで、スポーツでやっていきたいPTやトレーナーの方の参考になれば幸いです。
ではまた。
追伸:『選手の体を学ぶテキスト』300部突破!!
【選手の体を学ぶテキスト】
トレーナーやPTのような専門家から、
指導者様、各スタッフ、保護者、選手までが
『スポーツ選手の体』について学び共有できるコンテンツを作りました。トータル約10時間分のボリュームです。
随時追加していくので、お得な内にどうぞ!!https://t.co/gDDjw70CdK
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年10月24日
300部達成!
今日はなぜかよく申し込まれています。350部で値上げとなりますので、お早めにどうぞ。
選手や指導者の方はもちろん、監督、トレーナーなどの専門スタッフまで満足できる内容に仕上げています。https://t.co/gDDjw7idCk— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年2月9日
トレーナー、PTなどの専門家から、指導者監督、保護者、選手本人すべての方が共有できるテキストが完成しました。
おかげさまで、300部を突破!!
150部を機に値上げさせていただきましたが、申し込みのペースは全く落ちる気配がありません…
今はまだ飲みに行くくらいの金額ですから、西川に居酒屋でおごったと思ってポチってくださいませ。
追伸2:スポーツを仕事にしたい理学療法士の方へ
- 自身の現状(勤務状況やスポーツとの関わり)、今後の目標を話していただけること
- 配布動画を全て見て、その後感想などの連絡をしていただけること
- スポーツ分野を仕事にしたいという強い気持ちがあること
追伸3:「僕がスポーツで独立するまでにやってきたこと全て」をテキスト化しました!
5年前、僕がスポーツで独立するまでに、取り組んできた全てのことをまとめました。
巷には出回っていないリアルな実話なので、これからスポーツを仕事にしたい(独立したい)人にとっては役に立つと自負しています!
23歳PT スポーツで独立するまでにやってきたことすべてhttps://t.co/nS2FmcwkBc
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年3月7日
このコンテンツは、理学療法士で当時23歳だった僕が、スポーツで独立するまでにやってきた全てのことを書いたテキストです。
総数20000文字、かなりのボリュームですが、巷には出回っていないリアルな実話なので、これからスポーツを仕事にしたい(独立したい)人にとっては役に立つと自負しています。