トレーニングでも技術チェックでも

細かなボディワークでも、口で伝えるよりも
視覚的フィードバックが効果的なことが多い。
※視覚的フィードバック:写真や動画など、
目で見てわかる反省



コーチが口で言っても伝わらない、
トレーナーが動きの見本を見せても
なんか選手本人にはピンとこない。
それもそのはず。
選手自身が、自分の動きを見たことがないと
僕たち指導側が見て指摘したことも
本人からすれば「いや、そんなんわかってるし」
となることも多い。

だけど、動画で自分の動きを見せてあげると
一目瞭然。
口であーだこーだ言うようりも、選手自身が
自分がイメージしてたのと現実が違うことに
気がついて、その場で修正しようとする。

これでかなり多くの問題が解決できる。


動画を使って視覚的フィードバックをするときの
ポイントは二つ。

一つは「できるだけ撮ってすぐに確認する」こと。
本人のやってる感覚と現実とに差があって
それを修正したい場合、
できるだけ選手自身の感覚が残ってる間
(つまり、動画を撮ってすぐ)に
その動画を見せてあげた方がいい。

練習の都合上難しい場合もあると思うけど、
例えばサーブ練習などはコーチの手も空くので
比較的簡単にできると思う。
とにかく、動画を撮ってからフィードバックまで
時間差を極力少なくするのがポイント。


二つ目は、動画を見せる場合
あまり口頭でのアドバイスは多くしないこと。
視覚的フィードバックの肝は、感覚と現実の差を
選手自身に気付いてもらう部分である
だから、できるだけ選手自身に
自分の感覚と実際の動きがどう違ったか?を
言葉にさせたり、どこがイメージと違うか
聞いてあげた方がいい。
動画はかなりの情報量なので、パンクしないように
口頭でのフィードバックは最小限に抑えるのが
コツ。



テニスの現場は屋外が多いので、Ipadなど
タブレットを使って動画を撮影→自分の動きを
その場で確認
この流れがシンプルだと思います。

ぜひ活用して見てください。。


今日の写真/ジムでリアルタイムフィードバック
IMG_8010.jpg

テニスフィジオのジムでは、タブレットと
テレビ画面のモニターを同期させてるので、
自分の動きをリアルタイムで確認できる。

このリアルタイムフィードバックの効果は
絶大で、特に動きにクセのある選手や
細かいボディワークをするときに
あーだこーだ言わなくてもクセが抜けていく。

治療の後で動作学習をさせたい治療家の人にも
オススメの手法です。







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