フロリダ遠征期の記事
錦織圭選手の効果で
今、日本から大人気のここ、IMGアカデミー。
実際僕が滞在している間も、日本人のジュニアや
プロ選手とたくさん出会いました。
当然、あの錦織選手を輩出し
今も練習の拠点になっている場所ですから、
どんな施設なのか興味がある人も
多いと思います。
今回はIMGの施設や環境面を紹介していきます。
その前に、早朝の朝焼けがキレイだったので
写真を載せておきますね笑
フロリダの景色は良いですね。
ため息出るくらい美しいです。
朝から泣きそうでした笑
はい、本題に行きましょう。
IMGアカデミーは、アメリカのテニスコーチ
ニックボロテリー氏が創設したのが始まりで、
今はテニスに留まらず
野球、ゴルフ、サッカーバスケットなど、
色んなスポーツでプロを目指すための
複合施設です。
当然、敷地は広大です。
テニスコートが52面あります。。
写真で見たら実感が沸きにくいと思いますが、
大阪なら、靭テニスセンターで
20面ないですから、単純に倍以上です。
それが、上写真の右上部分におさまってるので
相当広いです。
コートサーフェスは、ハードコートが多く、
以前紹介したグリーンサンド(クレー)のあります。
鮮やかなハードコートですよね。
僕が滞在している年末は
選手が少なくなる時期だったのか、
どのコートも基本一対一で使い、
それでも常にコートは余ってました。
次に、トレーニング施設です。
色々、デカいです笑
広さは、ウェイトルームだけで900坪
(テニスコート4面分ぐらい)あります。
今回の遠征では持っていくトレーニング器具が
限られてたのですが、
「こういう器具ないかな〜」と思って探したら
大体なんでも見つかるぐらい充実してました。
セラピールームもあります。
プロスポーツの分野で
理学療法士は、日本ではまだマイナーですが、
世界的にはとてもメジャーです。
ちなみに、アメリカも含めて海外に出ると、
理学療法士や体のケアをする人間は
「フィジオ」と総称して呼ばれます。
テニス選手は、体のケアから動き作り、
柔軟性や筋力、メンタル、目の機能に至るまで
色んな部分を鍛えないといけません。
IMGに限らず、ただコートに入って
ボールを打つだけではいけないことは、
世界中どこに行っても共通ですね。
陸上系のトレーニングができる
フィールドも備わっています。
地面の素材も、反発性に優れたものや
クッション性の高い芝生などが選べるので、
負荷を調整したいときに便利です。
とても細かい配慮がされています。
ちなみにこれらの施設、
基本的には使える分はいつでもどれだけでも
使い放題です。
テニスコートは早朝からでも使えますし、
(実際、朝の7時過ぎからガンガン
練習してる選手もいました)
一日中練習やトレーニングに集中できます。
今回、海智のトレーニングを朝から晩まで
一日中できているのは、IMGの環境が
あってこそだと感じます。
当然、食事面も充実しています。
施設内には、カフェテリアがいくつかあります。
食事はオーダー制のものやビュッフェなど、
自分でメニューを選ぶものが多いです。
意識がしっかりしていれば、
栄養管理もできそうですね。
ちなみにIMGはジュニアからプロを目指す
システムも作られているので、
ジュニアが練習に打ち込める環境も
整っています。
少し離れた場所に、ジュニアが使う施設が
集まっています。
↑ジュニアが寝泊まりする寮。
施設の中に学校まであります。
アメリカは飛び級制度があったり
日本とは学習システムが違いますが、
安心してテニスに打ち込む配慮がされています。
こうして見ると、
ハード面においてテニスが強くなる為に
必要なものはすべて揃ってる
そんな印象を感じました。
日本で普段感じますが、
いかに選手が打ち込める環境を作るか、
というのは、とても難しい問題です。
そういう意味で、環境面では理想だと思います。
こんな施設と、フロリダの気候に囲まれて
充実した日々を送れていますが、
次回は海外のトレーナー事情やトレーニング、
治療面のことを書いていこうと思っています。
理学療法士や海外のトレーナー活動に
興味がある方は、ぜひ見て下さい!
つづく。。
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