理由①:神経系がもっとも発達しやすいのが
7~11歳の間だから
理由②:16歳を超えると神経系の発達は遅くなり、
18歳を超えるとほぼ変わらなくなるから
理由③:年齢が上がるごとに、練習や学校、進学などで
忙しくなり、体作りの時間はなくなるから
動きは脳から指令が送られて、筋肉に到達します。
指令を筋肉に届けるのが神経です。
脳も含めた神経系がもっとも発達するのが、
「ゴールデンエイジ」と呼ばれる7~11歳のころ。
しかし、18歳になるにつれ、
神経系の成長速度は遅くなる。
18歳を超えると、神経系の発達は
ほぼ起こらない。
例えば、小さな子供は発想が豊かだと感じませんか?
それが中学、高校となるにつれ
考えがまとまっていって、
大人になると、子供のように柔軟に考えを変えることは
少なくなります。
これも神経系の作用と言われます。
テニスの動きやパフォーマンスも同じです。
神経系が一番発達するときに
どれだけ体や動きを作る刺激を入れるかで、
その後のパフォーマンスが大きく変わります。
。。。と、机上の正論とは別に、
テニスで強くなって行くなら
低年齢から体作りに時間をかけるのは
絶対に必要なんです。
理由は単純で、忙しくなるから。
とにかく忙しいんです。
小学校高学年になると授業時間が長くなり、
中学に入るとさらに長くなる。
提出物も多くなる。
中学2年にもなると、徐々に進学のことに
頭の中が囚われ始める。
受験生はとにかく忙しい。
高校に入っても、基本的に同じサイクルで
忙しさは落ち着かない。
こんな中で、ほとんどがオンコートの練習も
十分にとれず嘆いています。
それで、トレーニングに時間をかける??
現実的にかなり難しいでしょう。
やるなら、早い方がいい。
目標が高いほど、早く始めたほうがいい。
でないと、後で後悔してしまいます。
現場で見ていても、やっぱり成長期までに
しっかり体を作ったジュニアは
仕上がりが全然ちがいます。
エナジーではこれを
「スーパーサイヤ人化」と読んでますが、
ほんとにスーパーサイヤ人のごとく
テニスが変わるんですよ。
まだ小さいから。。。ではなく、
ぜひ低年齢から体作りを
取り入れていってほしいです。
今日の写真/低年齢の体作り
思考が行動になり、行動が習慣を変え
習慣が結果になる。
みんな知っていることですが、
それを実践できるかどうかが大切なんです。
今日の写真/②マミ平も高校へ進学
次回/シリーズ②成長期のデータをとらないと、負け地獄から抜け出せない