世界的にはこうした考え方が定石で
僕がこの考え方を知ったのは、

錦織圭選手を継続してサポートしている

理学療法士のロビーオオハシ先生の講義が
最初だったと記憶している。
※ロビー先生がシカゴで経営されているジムは
「パフォーマンスインモーション」
(パフォーマンスのために良い動きを作る)
という名称


土台に身体があり、その上に動きが乗り、
最後に技術が加わる

これを説明した分かりやすい図が
ロビー先生の講義資料であるのだけど、
著作権などの問題もあるので、似たような
僕のオリジナルの図を下に載せる。

スクリーンショット 2016-10-11 18.32.27.png
こんな感じ。
カメの甲羅のように固い胴体だと
しなやかな動きはできないように、
まずは基本の身体の要素が土台になる。

次に正しい動きを反復することで
ミスの少ないテニス、技術が飲み込めるテニスに
なるのだが!
現実的に、上のような理想的な
ピラミッドの選手は少ない。
ほとんどが、こんな感じ↓
スクリーンショット 2016-10-11 18.32.35.png
身体よりも動き、動きよりも技術に
時間や労力を注ぎすぎると、
こんなバランスの悪いピラミッドになりやすい。

・調子のいい時と悪い時の差が激しい
・気持ちが焦ってるとき、引いてしまってるとき
ミスが多くなる
・ケガばかりする
・いつまでたっても上達しない
・こうした問題の原因がよくわからない

もし現状当てはまっているなら、
バランスの悪いピラミッドになっているかも
しれない。

どうしてもボールを打つ練習はトレーニングより
楽しいから、そっちを優先してしまいがちだが
真剣に上達したい選手ほど、この考え方は
重要になると思う。

今日の写真/全国選抜予選
IMG_5874.JPG
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残念ながら準決勝で敗退でした。
まだ順位戦が来週あるので分かりませんが、
このピラミッドが理想に近い選手が
どれだけいるだろうか。。
しかし、過ぎた時間は戻らないですし
また一から進んでいきましょう。




エナジー10月の来校日は以下になります。
10月
2日:日曜
9日:日曜
16日:日曜
23日:日曜
30日:日曜

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