計測による数値化は、その選手のため。
そして今や後世の選手たちのためであるべき。
よく、色んな期間で「計測」が
行われています。
医療機関の研究でも、スポーツ選手に対する
色んな計測をしてデータを取ります。
しかし多くの期間では、このデータが
測るだけもしくは、測られたサイドに
フィードバックがない。
測った内容をもとに
じゃあどうすれば良いとか、
他の選手はこうだから、ここを強化しましょう
みたいなフィードバックが本人にされない
計測は、全く意味がない。
ある団体(テニスではありません)の計測で、
測るだけ測って、一切本人や現場に
フィードバックが無い。
測った数値を、研究者だけが集まる学会で
公表して色々討論しているが、とうの現場は
置いてけぼりである。
こんな現状が多すぎると感じます。
しかし、現場側の問題も少なからずあり
データを嫌う、計測なんてしても無意味
という考えがはびこっている現場があるのも
また事実。
どう考えても、数値化した方が
選手の強化に繋がるに決まってるのに。
ここ2年ぐらい、選手の身体について色んな
計測をしていて、強化に繋がる道筋が
たくさん見えてきました。
競技レベルが上がると、明らかに違った
数値が出るんです。
またそれが、現場で見ているプレーにも
そのまま出ているのが分かります。
現場の方々は、もし医療機関の研究などで
選手が計測の対象になった場合、
そのデータから何が言えるのか?
その選手のテニスを高めるヒントが
どこにあるのか?
これを研究者側に聞いてみて下さい。
そして、データは必ず見せてもらい
記録して残すようにしてみましょう。
研究者側はこれをするべき義務があり、
選手にとっても大切な資産になります。
医療機関でデータを計測する側の方は、
できるだけ選手達に具体的なフィードバックを
してあげてほしいです。
そのデータから何が言えるのか?
身体の面で弱点、武器がどの数値に
表れているのか?
選手達は、自分が気付かない部分を
データに求めています。
今日の写真/インボディ計測
また、数値化を定期的に行い
継続することも、とても大事である。
選手がどこに向かって歩けばいいかを
示す指標になるからである。
僕からの意見です。
医療機関のみなさま、もっと数値を
現場に落としましょう!
現場のみなさま、もっと数値を
受け入れましょう!
次回/データは使いこなさないと意味が無い
数値化しても、その意味が分からないと?
また、機械だけあっても数値が活かせないと?
ただの宝の持ち腐れである。
そんな例を紹介します。。
エナジー5月の来校日は以下になります。
1日(日)
8日(日)
15日(日)
22日(日)
29日(日)