こんにちは、西川です。
今日は「一万時間の法則」の話です。
(何事も一流になるには1万時間が必要という意味)
先日、こんなツイートをしました↓
スポーツトレーナーとして独立したい方(PTなど含む)は、独立までに必要なインプットとアウトプットを最低3000時間以上かけるのがオススメです。一例として僕の場合、独立するまででトータル5200時間ほどかけました。ちなみに僕は特別バカでもなかったですが、特別賢くもなかったです。ご参考までに。
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年4月22日
ちなみに僕がやってきたインプットとアウトプットは、
・スポーツ医科学や理学療法学などの専門知識
・治療技術(勉強し現場で経験を積む
・トレーニング学(同上
・経営
・webマーケティング
・ライティング
・パブリックスピーキング
・経理
などです。独立を視野に入れるなら、これらは必須かと。
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年4月22日
当時は狂ったように没頭していましたが、それでも一万時間の法則から考えると半人前程度で、独立してからしばらくは自分の半人前さを思い知る日々でした。
英語もやってなかったし、各分野でインプット・アウトプット共に全く足りないと思い知らされたので。(続く
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年4月22日
ただ自分で走り出さないと経験できないことは多いので、独立前に10000時間かけたからといって生きていけるわけでもないと思いますが。
自身の経験から振り返ると、トータル3000~4000時間くらいしっかりやれば、最低限独立し生きていける実力が身につくのでは、と肌感覚ですが感じます。
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年4月22日
確か、東大や難関国家資格も3000~4000時間くらい必要だったはず。
ただ彼らは10代や20代の若い頃にそのくらいの時間没頭できてる訳で、彼らより長く生きてる社会人がこの程度の労力を惜しんでいたら、厳しいですが溺れるだけかな〜と思います。まあ、日本では溺れたところで死ぬことはないですが笑
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年4月22日
これはよく言われる「一万時間の法則」と結論的には一緒なのですが、当時僕が独立に向けて準備していた時は、どのくらい時間をかけるかを意識したことはありませんでした。
テニスという仕事にどっぷり浸かり、色々と悩み酸いも甘いも経験し、気がついて振り返ってみると、独立時に5200時間ほどかけていた、という程度です。
で、独立すると、今度は周りが同じような人ばかりの付き合いになります。
それらの方に聞いてみても、だいたい似たような時間のかけ方をしていたんですよね。
何が言いたいかというと、自分の看板で生きていけるようになった人は、例外な途方も無い時間を費やしてるということです。
一方で、そこを目指してはいても、上手く行かず頓挫する人も多かった。
彼らは皆、何者かになりたいという気持ちは十分ありましたが、そこにたどり着くまでの予測が甘かったと言わざるを得ませんでした。
例えば、
- 1年やれば、その道のプロとして稼げるようになる
- まだ準備を始めていないが、半年後には独立したい
- 所属する組織や会社で活躍できるようになったから、その時の顧客を連れて独立したい
みたいなのは、いい例かと。
自立してやっていける人は「努力の基準が高い」
スポーツじゃなくてもどの分野でもいいのですが、自分の看板でやっていける人ほど努力の基準が高いのは間違い無いですね。
具体例をあげると、
- 自分をブランドするのに10000時間かかることを理解している
- 10000時間をかけられる環境を自分で作る(働き方、勉強の仕方)
- 勇気を持ってどんどんアウトプットする(とにかく現場に足を運び、実践をつむ)
- 現場で自分の課題に自ら気がつき、自分自身で修正する
というのを、誰から教えられるわけでもなくやっています。
僕も職業柄、いろんなPTやトレーナーの方に相談されますが、みなさんぜひ努力の基準を高く持って、それぞれが自分の看板で勝負できるようになってほしいなと思っています。
何より今は個人の時代ですからね。。どう過ごしても日本の未来はある程度予測できるので、やるしか無いのかとも思っています。
では。
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— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年10月24日
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巷には出回っていないリアルな実話なので、これからスポーツを仕事にしたい(独立したい)人にとっては役に立つと自負しています!
23歳PT スポーツで独立するまでにやってきたことすべてhttps://t.co/nS2FmcwkBc
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2019年3月7日
このコンテンツは、理学療法士で当時23歳だった僕が、スポーツで独立するまでにやってきた全てのことを書いたテキストです。
総数20000文字、かなりのボリュームですが、巷には出回っていないリアルな実話なので、これからスポーツを仕事にしたい(独立したい)人にとっては役に立つと自負しています。