SNSではトレーナーとして活動している人の発信を目にする機会が多いと思う。
一方で試合帯同の実際について発信している人は少ないと感じる。
だから僕も、できる限り遠征でどんなことをするのか?選手のコンディションをどう考えるのか?を記事にしていこうと思う。
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年7月29日
遠征は、なにより大変な仕事です。
ちょっとしたミスが命取りになるという点で。一方で、選手と一番近くで感動を共有できる。
だから遠征という仕事が僕は本当に大好きなんです。僕の経験を発信することで、遠征で選手のベストを引き出そうと頑張ってる方に、何かの力になれれば嬉しいですね。
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年7月29日
最近はTwitterに限らずあらゆるSNSが発達しているので、 PTの中でもトレーナー活動している人(あるいはそれで生計を立てている人)を見ることも珍しくなくなってきました。
一方で、「トレーナーとして試合に帯同して、大会現場で選手をサポーツする」ことについて、そのリアルを発信している人って少ないな、と思うんです。
トレーナーとしては試合に帯同するというのは誇らしい仕事ですし、やりたいと思っている人は多いだろうにも関わらず。




↑遠征中の写真
確かに遠征ってものすごく忙しいですし、僕も遠征中にリアルタイムで発信できればベストかなと考えてはいても、なかなか時間が取れなかったりします。
しかし、これからトレーナーになりたい人、もしくはトレーナーやPTとしてスポーツに関わる仕事をしている…が、試合帯同の仕事をするとなると、どうすればいいかわからない、ベストコンディションに持っていく方法がわからない。現地でみんな何を注意すればいいのかイメージできない。
そんな人が多いことも予想しています。
※僕がそうだったので…
現在僕は、大阪で選手をみるためのトレーニングジムを持ちつつ、国内や海外によく遠征に出かけています。
直近の3ヶ月だけでも、国内は二ヶ所、海外は三ヵ国と帯同させていただいています。
シンガポール🇸🇬に着いたぜ!!マニラとの差に感激😂😂
←シンガポール🇸🇬 🇵🇭マニラ→ pic.twitter.com/Hcmf5Tc9yK
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年7月20日
タイ🇹🇭遠征12日目、朝練からスタート
さて今日も勝ち上がることができるのか… pic.twitter.com/LjV52s61W0— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年6月20日
↑直近の海外遠征
8月は日本にいる予定ですが、9月からはまた海外遠征の予定が入っています。
そんな僕でも、まだまだ日々悩むことも多い…けど、僕の経験がみなさんの何かの役に立てれば幸いと思い、
遠征の実際、リアル どんなことをしているのか
ベストプレーを引き出すためにどんなことを注意すべきか
西川がやっていること
などなど、シリーズ化して発信していこうと思います。
今回は「遠征中の食」についてです。
遠征中の食事は何をどう気をつける?
トレーナーとして遠征に帯同するとき、気をつけることは色々とあるのですが、「食べ物」に関しては普段より敏感になります。
たとえば変なもの食べてお腹壊したとか、脂っこいものを食べて気持ち悪くなったとか、試合時間から逆算して食べるべき時間に食事ができずにパフォーマンスが落ちちゃうとか
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年7月29日
(遠征について続き)
栄養学的な細かい部分まで考えればベストですが、現実的にそれは難しい。
それよりも食による「パフォーマンスダウン、コンディション悪化」のリスクはシビアに考えるのが大事。基本、遠征中に火が通ってない生ものを口にするのは良くないし、選手にもそれは伝えるべきです。
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年7月29日
特に海外遠征では、「カットフルーツ」でお腹を壊す選手が少なくないです。
理由は、どんな包丁で切ってるかわからないから。
しかし、選手にフルーツは必須アイテムだと思うので、遠征期間が長いならフルーツ食べるときは、現地で包丁を買ってフルーツも丸ごと買って自分で切っって食べるのがベター
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年7月29日
話が小さくなって申し訳ないのですが、理学療法の実習中に週末鶏の刺身を食べて食中毒になった実習生がいました。。。😂
— 北川翔太-バッティング×理学療法士@奈良 バッティング指導やってます (@marinesreport) 2018年7月29日
ありますねーそれ笑
鳥刺しといえば、昔遠征先に生焼けの鳥を食べ過ぎてギランバレーになった選手もいてました。ここまでくると笑えない…😨 https://t.co/yVL9g4zLDz
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年7月29日
それは恐ろしいですね…☠
口にするものは我々もしっかりと勉強しつつ注意を払わなければいけないですね。
— 北川翔太-バッティング×理学療法士@奈良 バッティング指導やってます (@marinesreport) 2018年7月29日
遠征中、もっとも気を払うことの一つが「食」です。
とはいっても、僕は栄養士ではないですし、食事を徹底的に管理したところで遠征期間中に体がものすごく良くなるということはほぼありません。
しかし反対に、衛生面の観点でずさんなことしてるとパフォーマンスがガタ落ち…っていうか試合すらできない状態になることは普通にあります。
↑のツイートでも書いていますが、変なものを食べて試合でパフォーマンスがガタ落ちしちゃうパターンですね。栄養管理うんぬん以前に、衛生面の管理が大事なのです。
僕が食の衛生面について意識している点は…
- 寿司、刺身とかの生ものは食べさせない、自分も食べない
- 火が通っていても、貝、甲殻類はなるべく避ける
- カットフルーツは食べない
- フルーツは丸ごと買って包丁も現地で買って切って食べる
- 鶏肉、豚肉はしっかり火が通っているものを
この辺は最低限必要でしょう。
ちなみに国内の遠征では、カットフルーツでお腹壊した例は見たことありません。が、海外だとまじで日本の常識じゃ考えられないことをフツーにやってるので、床に落ちてる包丁とか洗ってない、錆びてる包丁とかでフルーツを切ってスーパーに出してたりします。
つまり厨房で何をやってるかわからないから怖いんです。
こと海外の果物に関しては、丸ごと買って自分で調理した方がいいですね…自分で器具を食材を管理するのが一番安全だと思います。
ちなみに普通はドリアンこんな風に売られてます pic.twitter.com/MiAgkgHbHU
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年6月21日
↑海外だと果物もこんな風におもむろに売られてるものだし…
こういう理由で海外遠征でいつもフルーツ切ってるからか、マンゴー切る技術がめっちゃ上達しましたw
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年7月29日
あと、スポーツ選手としては栄養面を考慮して鶏肉や豚肉を食べる機会が多いと思いますが、しっかり火が通っているものを選びましょう。
生焼けの鶏肉たくさん食べて、ギランバレーになった選手もいますから…

↑バンコク遠征中の一枚。
日本では屋台で食事っていうのは少ないですが、海外だとまぁ普通です。火が通っていれば何も問題ないです。
衛生面以外で注意したいこと
言い出したらキリがないですが、以下は気をつけています。
- 試合の2時間前までに食事は済ませる
- 総カロリーのしめる割合は、できるだけ脂質より糖質を重視
- 当分は砂糖より果糖
- 食トレの必要はないが、しっかり食べる
ここは一般的なことですよね。
国内遠征とかだと、食事がホテルのビュッフェという場合もありますよね。
自分で食材をチョイスするので、このあたりの知識は前もって選手たちに伝えておいた方がいいでしょう。
あと、しっかり食べるというのは特にこの時期は水分補給という意味合いもあります。
熱中症対策の話をすると長くなるので割愛しますが、水分は試合や練習前とか合間に取るのが超大事なのですが、動いてない時にガボガボ水飲むなんて難しいです。
しかし、食べ物の中にも水分はしっかり含まれています。
ピザでも50%は水分ですし、スープとかだと90%は水分です。
しっかり食べる=水分補給になるということは、覚えておいて損はないですね。
他にも色々と…
今回は食事編でザッと書いていきましたが、書いているとキリがなくて夜が開けちゃいそうなのでこのくらいにしておきます笑
そして遠征中は食事以外にも
- 選手の安全対策(ジュニアの場合)、リスク管理
- ウォームアップ、ダウン
- 治療系全般
- 体調管理全般
- モチベーション、メンタル面
などなど、書きたいことはたくさんあります。
次回はどれにしよっかな〜お楽しみにしていてください!
追伸:スポーツを仕事にしたい理学療法士の方へ
- 自身の現状(勤務状況やスポーツとの関わり)、今後の目標を話していただけること
- 配布動画を全て見て、その後感想などの連絡をしていただけること
- スポーツ分野を仕事にしたいという強い気持ちがあること