※エナジーでは、技術の土台となる姿勢・運動指導や、
障害のケア・予防のためのコンディショニングを
行っています。
現場は医療機関ではなく、「医療行為」は
行っていませんので、ご了承ください。
「自分は将来、こんなテニスがしたい!」
「身体をこんな風に強化したい!」
というように、「〜〜したい」という希望を
「動因」といいます。
これを聞き出すことが、僕らのようなスタッフ
には重要と思っています。
僕は理学療法士ですが、この業界ではあまり
動因という言葉は聞きませんし、意識して
聞いている人も少ないような。。
どちらかというと、
「身体のどこが痛いですか?」
「疲れはある?」みたいな、
いわゆる「主訴」を良く聞いています。
※医療機関だから当たり前ですが。。
主訴を聞くと、身体の状態は把握できたように
思いがちですが、例えば痛みがある選手にも、
「痛みを治して、こんな身体になりたい!
こんなテニスがしたい!」
という動因は、主訴とはまた別なんです。
そして主訴って基本的にマイナス面だから、
聞いている内にお互い暗い感じになって
しまいがちで。。
反対に「動因」を上手く聞き出せれば、だんだん
選手の表情って明るくなっていくんです。
「僕、ホントはもっと動き回って、ハードヒット
したいんです!でもフットワークが悪いから。。」
「フットワークが悪い」という主訴の先には
「動き回ってハードヒットしたい」という
動因が潜んでいます。
それを共有すると、その為のメニューを
伝えやすいし、継続してくれる。
効果が出る。。
「主訴」ばっかりじゃなく、「動因」を引き出す
自分に言い聞かせてます。。
今日の写真/メンタルコア
コアから紐解く際、「動因」を聞き出すことも
メンタルコアコンディショニングの一環です。