※今回の記事は、ブログの他に
youtubeの動画解説も行なっています。
文章を読むのが嫌な方(笑)や
文章以上のことを知りたい方は、
動画をごらんください↓
海外に興味はあるけど、
そもそもITFってなんすか?
って人も多いと思うし、
知っていても全部英語なので
システムがよく分からない。。って人も
多いと思います。
※なぜかITFジュニアの仕組みを日本語で
解説してるサイトって、ほぼないんですよ。
みんな知りたがってるはずなのに。。
ということで、
今回はITFジュニアの仕組みについて
書いていこうと思います。
①ジュニアの国際大会はITF(国際テニス連盟)が管轄している
テニスは国際テニス連盟(ITF)という組織があり
このITFが、プロやジュニアの国際試合を
主催しています。
(プロサーキットはATP、WTAなど別の管轄も
ありますが、ここでは割愛)
ITFジュニアは、誰でもサイトを見ることが
できます。
次に書く年間の大会のスケジュールも
ここから見て、申し込むことができます。
↑お気づきと思いますが、
サイトは全て英語です。
ITFは、共通語が英語なんです。
アメリカの試合だろうと中国の試合だろうと、
日本だろうと使う言葉は英語です。
(会場は母国語も使えます)
最初は難しいかもしれませんが、
僕のような英語ダメダメ人間でも
見てれば慣れるものです。
チェックする習慣をつけたいですね。
②ITFジュニアの試合は、毎週世界のどこかで行われている
上の公式サイトを開いたら、
上にあるタグの「TOURNAMENT」の
カレンダーをクリックして見てください。
年間の試合スケジュールを見ることができます。
↑今は4月なので、開いたら4月の試合が出てきます。
上から順に見ていくと、
・QAT(カタール) 3月27日〜4月1日 G4
・KOR(韓国) 3月27日〜4月2日 G4
・TUR(トルコ) 3月27日〜4月2日 G4
と、世界中で試合があります。
毎週どころか、
同じ週にいくつも試合がありますね。
ジュニアのグランドスラムを目指す選手は、
これらの試合に出て勝ち上がり、
ポイントを得ていくことが必要になります。
G4やG2などは、大会のグレードを表す数字で、
これは次に説明します。
ちなみに、当たり前ですが
日本の試合もあります。
毎年10月に大阪・靭で世界スーパージュニアが
あることはご存知の方も多いと思いますが、
これもスケジュールに入っています。
これはグレードAといって、一番グレードの高い
試合です。
③グレードの高い試合ほどレベルも高く、もらえるポイントも大きい
これは、下の画像を見た方が早いでしょう↓
グレードの低い試合ほど敷居も低く、
ランキングが低い(持っていない)選手も
出られる可能性が出てきます。
一方、勝ってももらえるポイントは低く、
試合のレベルもグレードが上がるほど
高くなります。
ちなみに、一番低いランキングは2200位くらいで
グレードAの「ウィンブルドンジュニア」
に出るなら、ランキング100位ぐらいが必要と
言われます。
ただ、同じグレードでも、地域によって
出やすい試合、出にくい試合があります。
これを知ることがかなり重要で、
特にこれからITFジュニアに挑戦したい人は
この仕組みをしっかり理解するのが
大切です。
↑これは、次回の記事で詳しく書いていきます。
ちなみに、来週から僕が帯同する大会は
グレード4です。
④エントリーしても、会場に行って当日になるまで試合に出られるかどうか分からないことがある
これ、超重要です。
次の記事に詳しく書こうと思いますが、
ITFジュニアの試合は申し込み期限があって
期限を過ぎた時点で、出場選手のリストが
ネット上にアップされます。
※サイトの「トーナメント」→「カレンダー」
→目的の試合をクリックした先の
「Acceptance List」で見れます↓
リストには、
・MAIN DRAW (本戦)
・QUALIFYING(予選)
・ALTARNATES(補欠)
のリストと、それぞれの順位が表示されます。
色々と仕組みがあるのですが、シンプルに言うと
ALTARNATES(補欠)に入ってる人は
会場にサインしに行かないと、
試合に出られるかわかりません。
例えば、ALTARNATESの3番に
自分の名前があって、会場に行ってサインしたと
します。
そこで、本戦や予選に入っているメンバーに
欠場が出たり、ALTARNATESの
自分より上(1番や2番)の選手が来てなくて
繰り上がることで、予選の枠に入れることに
なります。
反対に、全員元気良く会場に来てたら、
試合に出ることはできません。
※会場で練習することはできます。
普通に考えたら、エントリーするからには
試合には出たいはずですし、
出られるという確信があって
遠征に臨みたいですよね。
ここのところは、仕組みがあります。
仕組みを理解することが何より大事で、
それは次の記事に載せていきますね。
【注目!】
ITFジュニアの仕組みについて、もう少し詳しく
動画を撮ってみました。
仕組みがシンプルではないので、文章にすると
色々と説明しにくい部分があるのですが、
動画だと全部伝えられるので、
ITFについて知りたい方はこっちの動画見た方が
早いかもしれません。
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