※エナジーでは技術の土台となる運動指導や、
障害のケア・予防のためのコンディショニングを
行っています。
現場で医療行為は行っていませんのでご了承ください。

このシリーズ、途中で止まっていたので
久々の更新です。
ケガからの復帰期間は、「治療」ではなく
「強化」にすることが理想だと書きました。

ですが、これって簡単にはいきませんよね。。
選手がケガするタイミングには共通点があり、
・上り調子である
・練習量(時間・負荷)が増えた
・身体の変化が著しい(身長や体重など)

特に、上り調子に多いんです。
そこからのケガは、選手にとって目をつぶりたく
なるものでしょう。
サポートする人間は、選手は心の回復に
時間がかかることを知っておくべきです。

そして、復帰に関わるスタッフが出来る事は
選手に伸びしろを感じさせること
これが重要と感じます。
トレーニングで身体に伸びしろを感じた
選手は目の色が変わります。
絶頂期からのケガは辛いものですが、
ケガする事で別の伸びしろに目を向けられた。
それが復帰してから、「ケガして良かった」と
思えるようにもなります。

リハビリスタッフは選手の復帰について、
しばしば「選手に寄り添うように」と
教えられますが。。
私としては、寄り添うだけでは「治療」を
超えられないと感じます。

新しい伸びしろを感じさせるように試行錯誤
することが、復帰に関わるスタッフに必要な
度量と私は考えています。

次回は復帰するまで具体的にどうしたらいいか、
選手側へ伝えたい事を書いていきます。



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