はじめに、この活動は理学療法士としての医療行為は

行っていません。フィジカルコーチ兼トレーナーとして
選手の心身をサポートしています。
現場で医療行為を行う事はできませんので、
選手・保護者の皆様には、ご理解をお願いします。




どうも、順序が飛ばされている気がして
なりません。。


最近、トレーナーを導入する現場が増えて
とても喜ばしい!と思う反面、
トレーナーや理学療法士のような医療関係者の
活用の仕方、またトレーニングそのものについて
誤解されるのでは、という懸念を
強く抱いています。




トレーニングには順序があります。



料理にも順序があるように
素材選びや下ごしらえがとっても
大事です。

ここを怠ってトレーニングされているような
気がするんです。




例えば、サイドステップやクロスオーバー
ステップのような、基本的なステップの
トレーニング。


これの質を高めようとするのは良いですが、
いきなりサイドステップ!
またはクロスオーバー!
のトレーニングを導入するのは、下ごしらえ
なしに料理することを意味します。



サイドステップに必要な筋力はあるの?
クロスオーバーを大きくとるための
身体の可動域は備わっているの?


そんな細かい部分まで掘り下げて
「下ごしらえ」する必要があるんです。



料理において、ある素材は
下ごしらえに時間をかけるかどうかで
完成時の味は全く異なります。


同様に、いかに下ごしらえに時間をかけるか!
が最終的にプレーの質を大きく変えます。



とくにテニスエナジーでは、ここに相当時間を
かけています。
※タッピングとかヤマタニ側屈、
キッズホッピングを必ずやりますよね。
あれは大切な下ごしらえですよ。。




テニスの動作を高めたくて
メディシンボールを100球200球投げても
そもそも正しい動作ができてるの?
という部分が見逃されていては
トレーニングって、結果が出ないんです。



そして「下ごしらえ」については、
スポーツよりも医科学から発展した部分が
大きいので。
ここにトレーナーや理学療法士など医療者の
意見を取り入れることが必要です。



ただ決められた動きをトレーニングするなら
ネットで十分!
しかし一貫性と計画性もって取り組むこと!
プレーに繋げるための「下ごしらえ」を
すること!

トレーナーが必要なのは、このためなんです。



私は、トレーナーや理学療法士、そして
テニスのトレーニングが誤解されないように
願っています。。




今日の写真/運動の一連の範囲
スクリーンショット 2015-11-11 23.18.58.png
トレーニングには順序がある。
ストレッチやチューブトレーニングなど
身体の一部の機能を高めるものは
Fundamental(基礎的運動)と言われ、
メディシンボール投げのような
ダイナミックなものはActivity Specfic
(活動に特異的な運動)と呼ばれる。



これらは点ではなく、料理の行程のように
繋がっているもので、時間をかけるべき
Fundamental(基礎的運動)もしくは
Isolated(分離運動)という下ごしらえが、
今の市場では見逃されている。



ここまで話すと、一般の方はもちろん
指導者の方も、内容についてこられない
方が多いのでは?



だからトレーナーや理学療法士が
必要なのである。



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