錦織選手がウィンブルドンベスト16入り
しましたね!
世界と戦うには、これだけ心身ともに
タフになる必要があるんですね。。
さて、前回のブログの続きですが。。
身体作りを進めるに当たって、
誰に何を、どこまで任せればいいのか。
一つ、効果が出にくい例を挙げます。
選手:「コーチ!近所に良いジムがある
んですけど、通っても良いですか?」
コーチ:「トレーニングするのは良い事だ!
頑張れよ!!」
(ジムにて)
トレーナー:「僕はテニスは判らないけど、
選手達はみんなこのメニューをやってるよ!」
選手:「わかりました!(このメニューを
やれば強くなれる!)」
。。。だいたいこういうパターンは効果がでるか
どうか微妙な所です。
選手はモチベーションがあるし、コーチも
トレーナーも、選手のことを思って懸命に
なっているのに。。
下の図は、医療業界で少し前まで形になっていた
「チーム医療」の図ですが、
この構図を「効果が出にくい例」に置き換えると
判りやすいです。
みんな患者さん(=選手)に一生懸命だけど、
それぞれで連携がとれていない。。
では、理想の形とはどうでしょう?
コーチ:「○○選手の、フォアの威力を高めたい
と思ってる!」
トレーナー:「このトレーニングをすれば、
下半身の踏み込みの力が強くなるから、
全身を使ってフォアを打つ事が出来るように
なりますよ!」
選手:「わかりました!(このトレーニング
をすれば、全身を使ってフォアを打てるように
なるんだ!)」
これなら、それぞれの意識がリンクしていて、
統一性を持って選手にアプローチできます。
最近の「チーム医療」の構図は下のように
なっていますが、
この図の考え方に似てるでしょう。
それぞれに専門性がありながら、共通意識を
もって進める事で統一感が生まれ、選手も
混乱せず身体作りを進めることが出来ます。
エナジーは、この形に近づけるべく活動して
います。
ところで、理学療法士は何をする人なの。。?
それは次回、お話しします。
今日の写真/なし。。