※エナジーでは技術の土台となる運動指導や、
障害のケア・予防のためのコンディショニングを
行っています。
現場で医療行為は行っていませんのでご了承ください。

全日本ジュニア!
マリリン&フラワーちゃんのダブルス。
本日2回戦!!
残念ながら関東の選手に敗れ、シショーを
除く選手達の夏は一段落となりました。

さて、シーズン前に書くつもりだった
「他競技を経験したテニス選手」シリーズ
ですが、あくまで私が経験した範囲であり
科学的根拠はありません。
また、全ての選手に当てはまるわけでも
ありません。

今回は「サッカー」
男子の選手に時々見られるタイプです。

サッカー→テニスに移行した選手の特徴。
一番は足回りの強さです。
片足で身体を支える脚力や下半身全体の
筋量に優れているだけでなく
骨や関節そのものが丈夫です。

蹴球と言われるだけあって、ボールを
蹴り続ける環境がそうさせたのでしょう。
もちろん、ボールを蹴るときは片足立ち。
つまり自然に脚力が付く。
片足でバランスをとる体幹の安定性が
身に付く。
これはテニスにとって大きな
アドバンテージです。


ちなみに世界的に言うと、ナダルは12歳まで
サッカーの有望選手だったのは有名な話で、
フェデラーも大のサッカー好き。
錦織圭もサッカー経験があり、サッカーと
テニスは、実は密接に関わっています。
そして実を言うと、私も小学校3年生まで
サッカー少年でした。
確かに足回りは丈夫だった!
(1回だけ転んで捻挫しましたが。。)

今までサッカーを経験したジュニアを見て、
下半身の脚力や関節に問題を感じるケースは
少ないです。
サッカー経験のあるテニス少年は、下半身が
強いんです。

では反対に直すべきところは?
ケースが多くないですが、上半身があまり
上手く使えていないケースが目立ちます。
そして、動きが固い選手がほとんど。。
(これはなぜか分かりません。。)
また脚力は申し分ないですが、
下半身の柔軟性があるかというと、
これはサッカーをしているかどうかは
あまり関係ないようです。
※扁平足な選手もハイアーチな選手も
います。ですが一様に脚力は強いです。


これらのケースから見えてくるもの。
当然ですが、テニスに脚力は必要。
それも、小学校中学年までに片足立ちで
軽いスクワットが安定してできるレベル。
もしくは10㎝の台で片足の立ち座りが
バランス良くできるレベル
このレベルまではトレーニングが必要と
考えています。
サッカー経験のあるジュニアは皆できます。
もちろん、足回りは強いです。

※ちなみにこのレベルの脚力が無ければ
プライオメトリックなどの
スピードトレーニングでケガする率が
高まります。
ケガ予防の観点からも、脚力向上は必須です。


ジュニアのみなさん、
片足でスクワット、できる?
10㎝の台から片足で立ち座り、できる?
こんな所が。。
テニスの競技力に関わってくるんです。


今日の写真/身体作りの経験と
      ファンクショナルアップ
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スクリーンショット 2015-08-11 23.20.25.png

今日はエナジーに行きました。
はるか遠く、中国地方から訪れてくれた
ジュニアのトレーニングを担当。

強くなりたい。。

全ての選手が望むことですが、身体にヒントが
あることを知っているのは少数派なのでしょう。
これが日本全国で当たり前になれば、
テニスという競技がものすごく底上げされると
感じるのは、私だけでしょうか。。


8月来校日

8日:土曜
16日:日曜
18日:火曜
23日:日曜
29日:土曜
30日:日曜