※エナジーでは、技術の土台となる姿勢・運動指導や、
障害のケア・予防のためのコンディショニングを
行っています。
現場は医療機関ではなく、「医療行為」は
行っていませんので、ご了承ください。



今回は理学療法士
(というより、トレーナー業界全体?)
としての発信です。

まずは、これを見て下さい。
スクリーンショット 2014-12-21 20.14.40.png
2005年のデータです。
トレーナーの活動、25%がボランティア!?
今日は「ボランティア活動」についてです。
理学療法をスポーツ現場に広めようという試み、
色んな競技で(テニス以外、笑)実行されて
います。
とくに野球は、小柳先生率いる
アスリートケア」など、団体として本格的に
乗り出していますが。。
正直、そのほとんどがボランティア活動です。

確かに、受け入れてくれる現場のほとんどは
中学や高校のチーム、もしくは大会の主催者側
なので、予算も限られていますが。。
このボランティア活動、個人的には良い面だけ
じゃないな、と感じます。
一見「ボランティアで活動」というと良心的な
イメージですが、ボランティアって実質、

「タダで選手診させてください!
頑張って身体良くしますんで!
でも、選手の身体悪くなっても
責任は取りませんよ!」

っていう意味もあるんですよ。。
いや、実際にボランティアで活動されている
先生方はちゃんと責任持って診られていると
思いますし、僕もボランティアの活動を
しているので、その良さもよく判ります。
でも現場側の実際はボランティアでやってる
限り、当事者がどんな気持ちでやってようと、
システム的には無責任なんです。
これ、選手の立場からすればフェアじゃない
ですよね。。

。。。というやり取りを、先日理学療法士の
先輩(元、大阪桐蔭野球部のトレーナー)
としていました。
スポーツ現場に理学療法を広めていきたい!
その気持ちはとてもよくわかりますが、
仕事として職域を広げていきたいなら、
しっかり料金を頂いて、責任を持って
選手と接するシステムを作る(提案する)
必要があるんじゃないでしょうか。。
ちなみに「アスリートケア」は、今後しっかり
お金を頂いてやっていくシステムを作りたい!
という方針があるみたいです。。

でも、実際は相当お金に余裕がないと
トレーナーにお金を出せるチームって
ないですよね。それも判るんですが。
トレーナー側だけの問題でもなく、チームや
そのスポーツ協会のシステムそのものの問題も
ありますから、まあ根深いこと。。

そして、ボランティアで活動することには、
当事者が思いもよらない、大きな問題も
抱えています。。。
「やるかやられるか、棲み分けか」問題です。
長くなるので次回に書きます。。




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