ふざけんな。
英語で選手に理学療法を提供できるようになるまでにどんだけの労力と時間とお金かけてると思ってんだ。
誰がやるんやこんな案件。
1日9時間、7日以上もプロとして仕事させたいなら最低200万+実費払え。そしたら応募するわ。
国も協会も終わっとるな。https://t.co/mk4sM6D5RU
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年10月11日
怒りのブログ更新!!
つい2日前、海外の選手に英語で対応したから分かる、この大変さ。
もう一度言うけど、1日9時間×7日以上もプロとして仕事させたいなら、最低200万+実費出してくれ。でないと少なくても僕は死んでもやらない。
五輪委員会とPT協会、見ろー!!https://t.co/RCvHuWu5lm
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年10月11日
西川 匠(@physio_tennis)さん
現在RTの勢い日本で
🏅第14位🏅です
650RT/時速 (10時台)ふざけんな。
英語で選手に理学療法を提供できるようになるまでにどんだけの労力と時間とお金か
…続きをみる https://t.co/yKteWTKomV— ツイバズ (@twibuzzbot) 2018年10月12日
バズってますw
まあ、野次馬的な人とか政治家に文句言いたいだけの人もいるとは思いますが、それにしてもここまで話題になるということは、「プロがプロとしての仕事をボランティアでやること」に対して、多くの人が関心があるってことなんでしょう。
で、僕は別にオリンピックがどうこうとかではなく、これまでもPTがボランティアでトレーナー活動することに対してこれまで何度も言及しています。
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理学療法士はいいかげん「お金よりやりがい」とか言うのやめよう
上の記事でも言ってるので耳タコなんですが、トレーナーとしてボランティア活動するというのはヤバいことだらけなんですよね。
- 選手になんかあった時責任が取れない(契約上の問題)
- 現場側が気をつかう。より良いサービスを求めにくい
- 選手も気をつかう。より良いサービスを求めにくい
- そんな現場の空気感で、サポートの成果が出るわけない
- 成果が出ないから続かない
- 結果、PTやトレーナーの価値は下がる一方
- つまり、現場にも自分自身にも業界にも迷惑かける
ボランティア推奨してる人は、どんだけ↑のことを理解してるんでしょうかね?
ちなみに、ボランティアは僕も経験してましたし、100%否定する気はありませんよ。
最初のステージで勉強するなら、期限付きのボランティアというのは十分アリな選択肢です。
けどね。本当にスポーツの現場でやってる人間は「自分は全部ボランティアでOK!」とか絶対言いませんって。
ちなみに、なぜだかボランティア経験ばかりで仕事としてやってない人ほど、
- 選手ファースト
- 選手のために
- プロ意識
という言葉を、軽々しく口にする傾向にあります。
もし、ボランティアがどうしてもやりたいなら、一度生活費相当のお金をもらって仕事としてやってみてください。
そのあとでも見える景色が同じであれば、もう一度ボランティアでやっていけばいいと思いますよ。
では僕はこのあと、プロ選手の試合のサポートでカナダへ行って来ます。
もちろん、仕事として。
海外遠征は何度も経験してますが、勝負の世界でサポートする前はいつも身が引き締まります。
ちなみにまだ10月ですが、向こうは雪積もってるらしい…
しっかりサポートしてきます。
あ、この記事読んで
「じゃあどうやって仕事にすればいいんだろう?
自分には経験もないし、どうすればいいか分からない…」
って言うPTの声があると思うので、そう思った方は↓の追伸読んで、連絡ください。
追伸:スポーツを仕事にしたい理学療法士の方へ
- 自身の現状(勤務状況やスポーツとの関わり)、今後の目標を話していただけること
- 配布動画を全て見て、その後感想などの連絡をしていただけること
- スポーツ分野を仕事にしたいという強い気持ちがあること