選手の辿ってきた道の証拠になるから。

やがて来る不調の原因を、
過去のデータから探ることができるから。


データとは、未来の自分への貯金である。


競技生活を続けると、みんな少なからず
不調を経験する。
そして、治し方がわからない。
「治したい気持ちは十分!
でも方法がわからない。。。」
こんな風に悩んでる選手はメチャクチャ多いと
感じている。


大体みんな、不調に出会うと
調子が良かった時の自分をイメージする。
僕だってそうだったし、実際それで
解決する場合もある。

しかし、調子がいい時のイメージは
美化されてる可能性だってある。
本当は90点の動きだったとしても、
過去の記憶やイメージはあいまいで
100点の動きだったと
記憶を塗り替えることだってある。

そもそも、調子が良かった頃と今とでは
体の状態が違っている。
※それに伴って、メンタルなどの状態も
変わって来る

違う体で過去の曖昧なイメージや記憶に
「戻ろうとする」。しかし、
それで戻れたケースは、正直あんまり見ない。


そこで、データが役に立つ。

僕のみている選手で記録してもらっているのは
・体組計(インボディ)
・血液検査
・ROM(関節可動域)
・骨格のアライメント
・筋肉の強さ(筋パフォーマンス)
そして、
・それぞれの時期での
テニスとトレーニングの動画

調子が良かった時、悪かった時
それぞれでどんな数値が出ていて
どんな動きをしていたか、
動画も交えて記録を残す。

そうすると、曖昧な記憶じゃなくて
事実が残るし、
調子がいい時と今とで
体のどこがどう変わってるのかが
具体的にわかる。


データはすぐには役に立たない。
とっていても、全ての問題を解決できるとは
限らない。
それでも、思わぬところから
解決の糸口になったりする。


データは、未来の自分への貯金である。


今日の写真/3年前の動画
スクリーンショット 2017-05-27 0.48.23.png

数値にできるところは数値に残して、
できないところは画像や動画に残す。

ジュニアの成長は速いもので、
近くで見てるから変化も見逃さない!
とかいう主観は禁物で
気づかないうちに体が変わっていく。

正直、解決するのに難渋してる例もあります。
それでも、データを取ってたから
解決できたケースもある。

これからの分野なんでしょう。。


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