「予防は最良の治療」と言われます。。

テニスの現場では、これまで怪我が起きてからケアするのが
一般的でした。

最近でこそ、ほーんとに少しずつ怪我の予防が
叫ばれるようになってきましたが。。
多くは現場のコーチが手探りで、
「こう思う!」「自分のときはこうだった!」という
経験則に基づいた予防になっている実状でしょう。
僕の場合は医療従事者なので、可能な限り
「根拠」を持って怪我の対処・予防に
当たりたいと思っています。
病院など医療機関では、

EBM(Evidence Based Medicine

:根拠に基づいた医療)

が重要と言われます。

そのケアに根拠はあるのか?
正直、「キッズ〜成長期真っ只中のテニス選手」に
活用できるような「医学的根拠」は、現状あまり
確立されていません


だから、その「根拠」を作りたいと思っています。
今回白川コーチに提案したメディカルチェックは
「根拠」を作るためのデータです。

「○○の怪我をする人は、身体のここが硬い人が多い!
だから事前に□□のケアをしたら、怪我する人が少なくなった!」
っていうのをただの経験じゃなくて数字で出せたら、
現場に使える「根拠」になるんじゃないか?と思っています。

今のジュニアが怪我で苦しまないように。。
将来、怪我で悩む選手が一人でも減るように。。

現場に「エビデンス」を作っていきたいと思います。


今日の写真/マリリン盗撮
 2014-06-03 0.52.15.png
腱反射があって動作が速いから
動画を撮らないと詳しく分析できない。。

「マリリン動画撮らせて!」ってお願いしたら
嬉しそうな顔して「え〜嫌ですよぉ〜〜」って
言われる(笑)
マリリン、明日も撮らせていただきます(笑)