ある日を境に突然調子が悪くなって、
しらない間に消えていく選手がいる。
ここ最近、なんか調子が悪い。。
こんな、「なんかよく分からないけど
調子が良くない」
状態が続いて、気がつくとテニスが
めちゃくちゃになっているケースがある。
そして調子が良かった頃の面影はなくなり
次第に勝てなくなって消えていく。。
僕が今まで見てきた中でも、
こうした選手はたくさんいる。
多分、あなたの周りや身近にも
似たようにことで悩んでいる選手が
いるのではないだろうか。
人知れず、消えていく選手たち。
これを単に「調子が悪い」と片付けられて
消えていく選手がたくさん居てて、
いいかげん、こんなことで消える選手は
なくさなあかんと思っている。
それでも、例えばイップスやクラムジーなど
テニスはたくさんの悩みが
解決されないままでいる。
それは、症状は同じでも原因が複雑すぎて
分析しきれないところにある。
例えば。。
今回僕が見ている選手で、
ちょうど冒頭のようなケースを経験した。
なんか調子が悪い。。
そんな状態が半年も続いた。
そんな選手をたくさんのデータから分析すると
かなりビックリする原因に行き着いた。
体組織計での
・部位別筋肉量
・部位別脂肪量
・水分量
僕が計測した、過去数年分の
・関節の可動域
・各部位の筋力(筋パフォーマンス)
・負荷量に対する循環器系の変化
・姿勢、全身のアライメント
テニスの動画
トレーニング中の動画
血液検査のデータ
身長の変化
(成長曲線)
など、たくさん取っていた過去のデータと
現在のデータを照らし合わせて
生理学的に考えて見た結果である。
数値を見ると、明らかだった。
逆に、これだけたくさんのデータから
原因に行き着いて、とても複雑だった。
まず思ったのは、
「データをとってなかったら、
間違いなくこの選手は消えていた」
ということ。
そして、
「分析するためのデータがないと
選手を救えない」
という事実。
なんだか、カナヅチで頭を殴られたような
感じがした。
事実、「調子が悪い」を解決するのは、
データをとっていないと難しい。
「そんなもん根性やろ!」
「メンタルの問題や!」
という意見もある。
それもいい。
根性論は僕も大好きだし、
その気持ちの先に
選手を良くしたいという想いがあるなら
いいと思う。
そして、根性論で解決する問題なら
それに越したことはない。
しかし、それでは解決できない問題も
やはり出てくる。
そんな時に、データが役に立つ。
いや、データがないと
解決できない悩みがたくさんある。
まだまだ、テニスの現場では
やらないといけない課題が多い。
・調子が悪いのが続いている
・テニスが良くなる方法がわからない
・勝ててたのに勝てなくなった
・今までも勝てず、これからも勝てるか不安
・緊張して力が出せない
・大事な試合の前に限って
コンディションが悪くなる
もうね、テニスは悩みの山なんです。
これを少しでも解決できるように
誰でもお金をかけずにできるフォーマットを
作っています。
もういいかげん、同じ悩みを何年も抱えてるの
やめにしませんか?
今日の写真/和歌山のテニスコート
土日の強化練習は和歌山です。
山奥でクラブハウスもない辺鄙なコートですが、
今回色々と相談させていただいている
小児科のドクターが練習風景を
見にきてくれたんです。
何より、その気持ちが嬉しかったです。
今日の写真②/遠征先の写真
来月のオーストラリア遠征の準備も
進めています。
ちなみに将来海外も視野に入れてる方に
メッセージですが、
普段から体調管理は徹底しましょう。
例えば地域の協会の遠征メンバーに選ばれて
海外に行くとなった時、当然ですが
お金を出すのは協会です。
そして、いざ海外に行った先で
ずーっと体調を崩されていては、
支援する側はたまったものじゃないです。
間違いなく
次のチャンスは来ないでしょう。
当然、普段から体調管理がずさんだと
協会側も把握しているものなので、
普段からキッチリしておきましょうね!
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テニスフィジオでは、ジュニア選手の
トレーニングや体のケアを大阪のジムにて
マンツーマンで行なっています。
詳しくは以下のテニスフィジオHPよりご覧下さい。
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