※エナジーでは技術の土台となる運動指導や、
障害のケア・予防のためのコンディショニングを
行っています。
現場で医療行為は行っていませんのでご了承ください。
今日はスポーツ業界に興味のあるセラピストに
向けた内容です。
※一般の方や現場の方もぜひ読んでもらいたい
内容ですが。
医療者は、医療機関にいるのが普通。。
そりゃ、そうでしょう。
セラピストの方はそれが当たり前の日常を
送っていると思います。
では、例えばその病院や整形クリニックに
スポーツ選手が来たとします。。
その選手を担当したとしましょう。
あなたはセラピストとして最高の腕を
持っています。
身体の痛みをたちどころに治してしまう。。
その選手の痛みも、あなたの治療を受ける前と
比べると、ずいぶん楽になったようです。
さて、これで問題は全て解決でしょうか?
あなたは、そうは思わないはず。
「痛くなる原因が、身体や動作にある」
「動作分析して、根本の原因を探らないと
何も解決しない!」
「何か、パフォーマンスを良くする手助けは
出来ないものか?」
セラピストなら、こう思って当然でしょう。
ではここで問題です。
この原因を、あなたは解決できますか?
動作を見ずして。。
お分かりかと思いますが、
身体の「歪み」ならいざ知らず、
動作の原因を「医療機関」で解決するのは
不可能です。
これは治療家としての技術どうこうの
問題ではありません。
理由は二つあり、
一つは、現場(つまり練習・試合)の動作を
見ないと分析すらできないこと。
もう一つは、
現場の指導者や選手の理解が必要ということ。
特に後者はとても重要です。
医療機関で良かれと思ってしている動作指導。
現場の人間からしたら、勝手に動作をいじられて
たまったもんじゃない!となってることも
よくあるんですよ。
そのスポーツのこと何も知らんくせにこの野郎!
と。。
何より選手が混乱します。
それがもし試合前の出来事だったら尚のこと。
医学的処置の責任は医療機関ですが、
パフォーマンスの責任は現場であり選手です。
現場の理解と選手の信頼を得られて、
初めて動作へのアプローチが成り立つことを、
スポーツに興味のあるセラピストの方は
知っておくべきでしょう。
僕が現場に出る理由はここなんです。
セラピストの視点は、確かに選手の
パフォーマンスに貢献できます。
しかしそれを活かすには、医療機関では
不十分。。
そう考え、僕は「現場拠点」を貫いています。
コーチ・監督・選手(保護者)あっての
僕たちです。
スポーツに興味があるセラピストの方は
参考にしてみて下さい。。
あ、質問があるセラピストの方はFacebookで
コメントかメッセージをして下さいね。
選手の情報などは言えませんが。。
5月来校日
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