※エナジーでは、技術の土台となる姿勢・運動指導や、
障害のケア・予防のためのコンディショニングを
行っています。
現場は医療機関ではなく、「医療行為」は
行っていませんので、ご了承ください。

最近、理学療法の分野で流行ってるものが
ある。。

「運動器エコー」

僕の病院でも最近よく使っているのですが。
これが何者か、想像できるでしょうか〜。。

エコーと言えば。
一番ポピュラー?なのは、妊婦さんの検査
でしょうか。
妊婦さんのお腹に超音波なる物をあてて、
「わ〜赤ちゃん動いてる!!」
っていう、アレです。

運動器エコーもそれと同じようなもので、
皮膚の上からエコーをあてて、筋肉の動きを
診るものです。
筋肉の動きというのは、基本的に体表からは
判りません。触診などは方法としてありますが、
身体の上から触るので、あくまで想像の域を
超えなかったのですが。。
エコーを使うことによって、それが想像では
なく、事実として映し出されます。
これは、とあるクリニックで撮らせてもらった、
僕のある筋肉の画像です↓
スクリーンショット 2015-01-29 0.23.58.png
こんな感じで映し出されて、実際に動いている
のを確認できます。
実はこの時筋肉が痛かったので
撮らせてもらったのですが。。
クリニックの先生からは、
「○○(組織の名前)が炎症しとるな!」
と言われ、見せられたのがコレ。
スクリーンショット 2015-01-29 0.30.12.png

どこの組織が痛んでいるかも判って
しまうのです。。
これは僕ら理学療法士からすれば、かなり
画期的なものなんです。。
身体の中で何が起こってるかを、今までは
視診、触診などの感覚で「想像」していた
ものが、こうして「事実」として見えるものに
なっているのですから。。

テニスの現場に置き換えるなら、例えば痛みが
ある選手にも、どの組織が痛んでるか?
こうして「事実」として判れば、動きの工夫で
負担を少なくすることも出来ます。

ここ数年で一気に研究が進み始めた分野なので
僕も勉強中ですし、なによりエコーは医療機関
でしか使えないので、現場に還元できる代物では
ないのですが。。
最近はこんなことまで判ってしまう時代に
なったんですよ!というのを、知ってもらえれば
と思いました。

今日の写真/最近読み込んでる本。。
Unknown.jpeg
エコーと臨床を結びつける内容として、
大ヒットになりそうな本です。。
テニスの現場での疑問を、解決してくれる
ヒントにもなっています。


2月来校日

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