スモールビジネスのマインドセット7ヶ条
①努力は量か質か
・「一定水準以上の質をもって量をこなす」が結論
・現代は情報量はすでに足りている→量に付加価値はない
・負の学習はあらゆる面で通ずる
②結果を出すための基準値
多くの場合、求めている結果に対して基準値が甘い
→質をよくした後、圧倒的に量をこなす
③小さく始めて、求められる声で大きく
大企業とスモールビジネスは考え方が真逆
資本がないうちは市場のスキマを全力で突く
自分を求めてくれる人に注力、求められる声で大きく
④商売で最も大事なのは顧客リストと時間
顧客リスト→あなたの商売に興味を持ってくれてる人(+お金を払っている)のリスト。これがあれば商売できる
近江の呉服屋は顧客簿にロウを塗っていた
時間はアイデアを生む、忙しさ=無能の証と心得る
⑤営業は3:4:3の法則
3割は買うと決めてる人たち(認知ok+信頼ok)
4割は迷ってる人たち(認知ok+信頼、タイミング…)
3割は買わないと決めてる人たち
→勝率5割なら良い。7割を超えるのは仕組みを作り上げている。3割切ったら何かを変えなきゃいけない
⑥提案する時のマインド
他人がどう思うかを気にしすぎて提案できない人が多い
自信なく提案する=勝率は3割下がる
お互いいい大人、こちらの提案を最終どうするかは相手が決める=気にしすぎない
それでも気が引ける→商品力がないか、本当に顧客にぴったりのものでないと思っているか
⑦効率的よりも効果的
墓石を売る営業マンの話
A:ネットを使ったスマートな方法を
B:一軒一軒営業
→Bの方が売れる
売れる順番は、対面(1:1)→対面(1:多数)→動画(1:多数)→音声→文章
効果が出てから、よりスマートな方法を探る。「泥臭いが効果的」な作業から逃げてはだめ
新規とリピート
新規と既存、どちらに注力すべきか?
結論:既存に8割、新規に2割
顧客償却→どんな商売でも年間2割の人はいなくなる
同じ規模で続けるには、2割の新規集客ができる必要あり
予算、時間、労力など、できる限り8割くらいを既存の満足度アップに使う
残り20%を新規集客に使う
たくさんの既存の中に少しの新規→空間の秩序は保たれる
少しの既存にたくさんの新規→空気が変わる
スモールビジネスで生き残るランチェスターの戦略
ランチェスター戦略
元々戦争の理論。いかにして相手に勝利するか?
→現代においては競合相手に勝ち残ることを指す。弱者と強者それぞれで戦略が違う
強者:札束でぶん殴る。セブイレは資本突っ込んで自社ブランドの質をあげた。Facebookは他社を根こそぎ買収した
弱者:強者が入り込まないスキマ産業、またはエリアで自分の強みを集中させる。例:産後の腰痛に特化した治療院、経営者向けのパーソナルジム
専門特化するなら、エリア選定も大事
例えば産後の腰痛なら、出生率が悪いエリアでやっても需要がない。
エリアごとの需要の見極めが重要。
スモールビジネスの基礎
小さくても強い事業を作る
5年生存率20%で、消えていった人たち
→余計なことにお金をかけ続けた、カッコつけてきた、見えやプライドを優先してきた、勉強してこなかった、準備せずに消極的企業など
生き残ってきた人たちは、とにかくコスパ重視。ショボい起業で良い
ホリエモンの4原則
小資本でできる、在庫がない、利益率が高い、継続的な収入を見込める。これがスモールビジネスの立ち上げに最適→トレーナーやセラピスト職は適してる。が、余計なことにお金をかけるから潰れる
ランニングコストやハコモノにお金をかけない
コストはリスク
内装や設備を整えても、リピートには影響しない
カッコつけて死ぬか、コスパを優先して生き残るか
広告より発信
治療院の集客は、未だPPCがメイン
ジムやスタジオもホットペッパービューティーなどがメイン
→月数十万単位でお金がかかる
SNSなど発信することで、無料でファンを獲得できる
→ただし時間がかかる