こんにちは、西川です。
今日は、SNS発信について。日頃よく質問をいただくので、おこがましくも語らせて頂こうかと思っています。
日々、僕のSNS見てくださっている方の中には、影響力を持ちたい、フォロワーを増やしたい、ブランド力をつけたい、それを収益に繋げたいと考えてる人は多いと思います(PTやトレーナーの方も多いかと想像します)。
僕自身はSNSマーケッターとしてぜーんぜん大したレベルではないと思ってるのですが、普段SNSで発信してて意識していることや最近のマーケットで気がついたことなどを今日はお話しします。
みなさんの情報発信の、何かしらの参考になれば幸いです。
それでは始めます。
■SNS発信〜3つの柱〜
SNSで発信してて、「なんでもっと見られないんだろう」「フォロワーが思うように増えない…」など、潜在的に悩まれてる方は多いでしょう。
実際僕も、SNSで発信し始めのころ、全く反応がなくて涙がちょちょぎれたことは何度もありました笑
自信のあるコンテンツを投稿してるのに、全く見られない…一方で、なんかよくわからない投稿をしている人でも見られてる。この違いはなんだろう? と。
ここから、逆の目線に立って、「自分がフォローして毎日見てる人たちは、どんな風に発信しているんだろう?」と考えるようになり、フォローしていたいろんな人たちを観察すると、あることに気がつきました。
それは、「みんな、やり方が一様ではないな」ということ。
そして、その後色々なところでインプットを重ね、SNSには発信の軸が3つあることを知りました。
それがすなわち、①コンテンツ、②キャラクター、③映像・編集です。
これらに特化している、またはミックスされている発信は、遅かれ早かれ見られるようになりますし、自分自身がブランドになっていきます。
一つづつ、かいつまんで行きますね。
■1の軸 「コンテンツ」
コンテンツとは「≒発信内容」です。言い換えると「役立つ情報」になります。
ビジネス系で例えるとわかりやすいかもしれませんね。例えば、最近ホリエモンがyoutubeに力を入れていますが、彼の動画は編集せず一発撮りでアップしているにも関わらず、非常によく見られています。
これは、見ている人はホリエモンの発信内容、つまり彼が話している内容そのものに価値を感じているから。そして、これこそが1つ目の軸であるコンテンツです。
ホリエモンは超一流のビジネスマンであり、多くのビジネスマンは彼の話していることを通じてビジネスアイデアを学ぼうとしているということです。
後述しますが、ホリエモンはコンテンツ(発信内容)が武器としてずば抜けているので、ここに華やかなテロップを入れたりする必要はありません。
フォロワーにとって役立つ情報を届けるというのは、SNS発信で基本中の基本であり、もっとも大切なことです。
他の軸でもウケている発信者はいますが、最終的に長く続くのは「良いコンテンツを届け続けている人」です。
良いコンテンツを届けるには
良いコンテンツを届けるにはどうすれば良いか?
僕が意識しているのは、「フォロワーが知りたいことを、理解しやすい形で発信する」です。
【腰痛のセルフケア】
デスクワーカーから肉体労働・スポーツ選手まで、腰痛に悩まされている方は多いですね。
本コラムは腰痛緩和のために、一人でできるケアとそのコツをまとめています。
どちらかと言うと、専門家より一般の方向けです😄長いですが、最後までお付き合いください!
— 西川 匠 Takumi Nishikawa (@physio_tennis) May 20, 2019
例えば↑は、腰痛に悩む一般の方に向けて、セルフケアについてスレッドを立てて解説したものです。
この内容は、PTであれば知っていて当たり前の知識レベルなので、もしかすると「こんな簡単な内容に価値があるの?」と思っちゃうかもしれません。
しかし、一般の多くの方は、このくらいの知識レベルの内容こそ求めています。僕らはあくまで専門家であり、日々臨床や研究を頑張っている人からすると、「もっとハイレベルなことを発信したい!」と思うかもしれませんが、このように「自分が言いたい、最前線のこと」を発信しても、多くの場合でウケはよくありません。
ローカルでは各所すでに動き出してるものが、こうして公的機関が言及されてるのは大きいと思う。
スポーツ庁長官が語る「スポーツ×他産業の融合でスポーツ市場は拡大する!」 – INTERNET Watch https://t.co/wwVGclgoo5
— 西川 匠 Takumi Nishikawa (@physio_tennis) November 28, 2019
↑これはスポーツビジネスに関する僕の見解をスレッド立ててまとめているのですが、まるで反応がありませんでしたw 個人的には最前線かつ最新の内容だと思ってはいますが、だからこそ多くの方にとっては刺さりにくいのです。
このように、SNSでは「自分が言いたいことを言いたいように発信する」は非常に悪手です。現に、その分野でとても実績に長けている方であっても、言いたいことを言いたいように言ってるがために、全く見られていないという人も少なくないです。
専門家は、「わかる人にしかわからない」情報を発信したがります。それは同業の意識が高い人には届くでしょうが、SNSは「ソーシャル(公共)」とあるように多くの方がわかるような内容を、わかりやすい形で発信するのが良いでしょう。
これが、「良いコンテンツを届ける」第一歩だと思っています。
で、「それはもうやってるよ!」という方に、第二歩目もお話しますね。
【ジュニアの成長と不調】
ジュニアの体作りやトレーニング、障害予防は
体の成長に合わせて進めることが重要です。では具体的に、何を根拠にどう進めればいいのか?
不調やドロップアウトを防ぐには?かなり長いですが、ジュニアスポーツに携わる全ての方に役立てば幸いです。
では始めます↓↓
— 西川 匠 Takumi Nishikawa (@physio_tennis) September 30, 2018
↑これは、僕がジュニアスポーツの現場に携わってきて、土台にしてきた理論と実際の知見をまとめたコラムです。
これは内容はやや専門的ながら、ジュニアスポーツの現場では多くの人が悩んでいることであり、できるだけ分かりやすく発信していたのもあって非常によく読まれています。
実際、このコラムを書いたあと、フォロワーは400~500人ほど増えたと記憶しています。
が、このコラムを読んでわかる方もいると思いますが、これは現実世界で試行錯誤した自分の結晶でもあるんですよね。
つまり、良いコンテンツを届ける第二歩目は、自分が現実世界で勉強し、試行錯誤し、なんらかの実績を残すことです。
第一歩目の、「専門家が知っていて当たり前のことを分かりやすく発信する」は、それだけで価値がありますが、それは専門家であれば誰でもできることでもあります。
ですが、例えば上記のコラムなんかは、しっかりと理論を学び、ジュニアスポーツの現場で知見を重ねて来なければ発信できない内容です。
今、SNSの発信者で多くのフォロワーを獲得している人のほとんどは、なんだかんだ各分野の第一線で活躍している人たちが多いですよね。
ですので、現時点で自分に何もないと感じる場合、無理にSNSを頑張る必要は薄いでしょう。現実世界で何かしら頑張り続けることで、試行錯誤した全てがあなただけの知見として溜まっていきます。それが多くの人にとってかけがえのないコンテンツになるということを理解できると、発信の幅がグッと広がります。
■2の軸「キャラクター」
さて、コンテンツに続き、二つ目の軸は「キャラクター」です。
みなさんが普段、どんなSNSでどんな人を見られているかは分かりませんが、「なんか面白い人」っていますよね笑
例えばyoutubeならシバターさんとか。
「は〜い、シーバターで〜〜すぅ!!」って、最初の数秒見るだけで、見る人を笑わせたり、はたまたイラっとさせたりしています。
こういったように、その人の色をSNSに反映させているのが「キャラクター」の要素です。
「キャラクター」と聞くと、多くの方は「面白い」とか「明るい」とかを想定してしまい、「いや俺そんなん無理やし…」と思うかもしれません。
が、実際発信されている方を見ると、キャラクターというのは実に多岐に渡ります。
例えば、
・オタクっぽい
・穏やか
・芸術的
・不器用
なども、立派なキャラクターとして成り立ちます。
voicy更新しました。副業禁止でもやれることについて話しました→#40 「副業禁止」の会社でリーマンがやるべきこと – moto『転職と副業のかけ算』発売中https://t.co/pE6EsTFfzv#Voicy
— moto / 戸塚 俊介 (@moto_recruit) November 27, 2019
↑例えば、最近副業や転職界隈で圧倒的人気のmotoさん。
彼はコンテンツもずば抜けてますが、同時に「誠実で謙虚な人」というキャラクターも持ち合わせています。
必ずしも、芸人である必要はないのです。
キャラクターは素を出すもの?それとも作るもの?
先ほど、「芸人である必要はない」と書きましたが、僕自身はSNSで発信をするとき、あえてキャラクターを作るよう意識しています。
実は多くの方が誤解しがちなのですが、SNSをうまく使いこなしている人はみんな、キャラクターを作っています。もっと言えば、発信するSNSによってキャラクターを使い分けています。
代表的な例でいうと、ヒカキンさんやはじめしゃちょーとか。
はじめしゃちょーは自分のことを「陰キャラ」と豪語してますが、動画では常にハイテンションですし、ヒカキンも人前で話すのは得意じゃないと自身で言っていますが、動画ではそれを感じさせませんよね。
芸能人やスポーツ選手なんかもそうですが、素のキャラがずば抜けて面白いのでないなら、なんらかのキャラクターを作るのは必須と言えるでしょう。
ちなみに、SNSごとでどんなキャラクターが受けやすい/受けにくいというのも、確実に存在します。
「SNSは誰かが作った町。古くても15年前に出来たニュータウン/塩谷舞」
↑これは僕が良くウォッチしている塩谷舞さんの記事ですが、ここに書かれているようにSNSというのは町みたいなもので、それぞれに町の色というのがあります。
例えば、Facebookは一般社会のようにある程度秩序が保たれており、ここで素のキャラクターを出す人はほとんどいないですよね。みんなフォーマルに発信しています。
一方Twitterの場合、匿名と実名が混ざり合い、みんなが本音で殴り合うという混沌とした世界観が広がっています。それと打って変わって、インスタはなんともキラキラした(加工された)世界観ですよね。
こうした各SNSの世界観をみた時に、もしあなたが「素のキャラクターに自身があって、それで勝負したい!」という場合、どこのSNSで発信すべきかはわかりますよね?(間違ってもFacebookとかダメですよw)
どのSNSにも、その場所にあったキャラクターが存在します。
あなたの持っているコンテンツを、どのような形(キャラクター)で表現するのが良いかは、プラットフォームによって変えるのがいいでしょう。
■3の軸「映像・編集」
これは、比較的新しい概念と言われていて、2の軸であるキャラクターとも絡んできます。
代表的なのがyoutube。
先のはじめしゃちょーなんかを見ていると、編集をしっかりされていてテンポよく動画が進んで行きますよね。
↑こういう動画は、編集あってのものですよね。昔は「動画を編集して一般に届ける」というのは、テレビしかできなかったですが、今はそれが民主化され誰でもできるようになりました。
この編集という要素はとても可能性に満ちていて、編集によって「コンテンツ」や「キャラクター」という二つの軸さえもコントロールできるようになります。実際、エンタメ系のyoutuberの多くは、編集を使ってコンテンツやキャラクターの質をうまく作りあげていますよね。
これは僕も良く見ているJunさんの動画ですが、彼の動画は「料理」「日本の美しい原風景」「猫」などを、超高レベルの映像・編集で世界中に発信しています(英語ペラペラで英語で発信しているので、youtuberとしても登録者数は435万人と、日本で有名なヒカルを超えちゃってます)。
このように、映像や編集を使うことで、無限に可能性が広がっているのがyoutubeというSNS。
一方で、さっきの話と繋がるのですが、この「映像・編集」があまり効果を発揮しないSNSもあります。
代表的なのがTwitterです。
【胸郭回旋ストレッチ】
四つん這いから肩を地面につけて、胸を回すように上を向きます。限界の位置で深呼吸を2〜3回。その後もう一度、限界より数センチ回す。
このストレッチはスポーツで硬くなりやすい胸周りの柔軟性をキープ、向上に役立ちます。毎日の練習前後にどうぞ! pic.twitter.com/rpdSqyjAHL
— 西川 匠 Takumi Nishikawa (@physio_tennis) February 20, 2019
例えばこのツイート↑は、ジュニア選手がストレッチしているものですが、編集なんかは全く入れていないにも関わらず、かなりの反響が出ています。
ちなみに気付いてる方も多いかもですが、Twitter上ではトレーニング動画が今たくさん流れていますよね。
これは、Twitterを見ている人とトレーニング動画の親和性が高いこともあるのですが、一番はTwitterは「3つの軸の内、コンテンツの要素が好まれるSNS」だからだと僕は考えています。
Twitterは作られたもの(キャラや編集など)を好まれない傾向にあり、一次情報や役立つ情報が見られる傾向にあります。
トレーニング動画をあげている人たちがこれを理解しているかどうかは分かりませんが、事実トレーニング動画を編集してからアップしても、あまりウケは変わらない(むしろ悪くなる)ことが多いです。
この映像・編集という要素がウケやすいのは、youtubeとインスタであり、TwitterやFacebookは基本的にウケがよろしくないと思った方がいいでしょう。
■3つの軸を、インフルエンサーで考えてみる
では、今インフルエンサーと呼ばれる人たちは、3つの軸をどのように使い分けているか。
いくつか例をあげてみると…
①ホリエモン→コンテンツ(+キャラ)
言わずとしれたホリエモンは、完全にコンテンツですよね。先にも書きましたが、大衆がホリエモンに望んでいることは、彼自身の頭の中(内容)です。
メディアに媚を売らないキャラクターという要素もありますが、それを見るためにワザワザ彼の動画を見るというよりも、コンテンツありきな気がします。
②田端信太郎→コンテンツ
なにかが売られているときに、表面的な形態ではなく、これは、本質的に何を売っているのだろう?と考え抜くのがクセ。
>タイムシェアコンドは何を売ってる?
https://t.co/VZ48SZcuKH #Voicy— 田端信太郎@Carstay CMO就任!#VANLIFE シーンを盛り上げる! (@tabbata) November 30, 2019
ライブドア、LINEなどを経て現在はZOZOの執行役員でもある田端氏。ビジネスマンは知らない人はいないというくらいの知名度ですが、田端氏も多くのフォロワーは彼の「頭の中(コンテンツ)」に価値を感じています。
余談ですが、SNSから収益を得るのならば、圧倒的にコンテンツに特化するのが効率的です。実際、彼が運営するオンラインサロン「田端大学」は、月額約10000円と割と高額ですが、定員150人は常に埋まっています。
その人のコンテンツに価値を感じている人が多いほど、収益性は良いのは間違い無いでしょう。
③マナブ→コンテンツ、映像・編集
最近youtubeに力を入れているマナブ氏です。
彼はもともとエンジニアで、現在は東南アジアを旅しながらSNSで発信をされています。いわゆるノマドワーカーですね。
彼(のyoutube)は、コンテンツ+映像・編集に特化されています。
動画を見ているとわかりますが、彼は自分自身では話すのが上手く無い、根暗な引きこもりと言っています。
ですが、コンテンツそのものは非常に一般受けするものを「選んで」おり、かつそれを映像・編集でリズムよくすることで見られる動画になっています。
彼は自身のキャラクターにおそらく魅力を感じてはいないと思うのですが、映像・編集の力を使って見事にキャラクターやコンテンツを作りあげていますね。
④はあちゅう→キャラクター
人を信じられるってものすごく高度な、そして役に立つ才能だと思った。いちいち疑うとコスパ悪い。
匿名掲示板などで悪質コメントをする人は世の中や人を信用していない確率が高い。
でも何もかも疑うと、怖くて何も出来なくなると思うの…。
— はあちゅう (@ha_chu) November 30, 2019
はあちゅう氏もインフルエンサーとして非常に有名で、彼女が炎上の波を作り上げているのを見たことがある人も多いでしょう。AV男優のしみけん氏と結婚されて、より一層話題性が強くなっていますね。
彼女の場合他のインフルエンサーと違うのは、「キャラクター」の要素に特化している点だと僕は分析しています。
彼女自身は、例えばホリエモンのようなビジネス的な実績もなければ、僕らのように何か専門知識に特化している訳でもありません。
が、ちょっとメンタル的に波があったり、炎上商法と言われるようなことをやってしまったりと、キャラクターそのものに特徴があり、良くも悪くもそのキャラクター見たさに人が集まってきます。
個人的にですが、僕らのような専門職がSNS発信をする際は、はあちゅう氏のようにキャラクター特化するやり方はあまりオススメしないです。
⑤中田敦彦→コンテンツ、キャラ、映像・編集
最近ノリに乗っているあっちゃん。
動画を見た人がみんな「面白すぎる」というほどですが、彼の場合はコンテンツ・キャラクター・映像・編集と全てが高いレベルで発信されています。
正直、ここまで完成度を高められると、ジャンルがかぶる人はほとんど淘汰されてしまうでしょう。実際、彼の動画のコメント欄を見ると「もう学校の授業いらない」と言われたりしています。
一方で、彼がyoutubeに特化しているのは、コンテンツだけでなくキャラクターも映像編集も全てを活かせるSNSであるから。
例えば、コンテンツに特化されやすいtwitterなどでは、あっちゃんの良さは全て引き出すことはできなさそうですよね。彼の動画を見ていて、「SNS選びは大事だな〜」と思わされます。
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他にも紹介したいインフルエンサーはたくさんいるのですが、ひとまずこの5人を紹介しました。そしてこれらを見本として、僕がSNSの発信で意識していることをまとめます。
■コンテンツに特化しているなら、編集や装飾はいらない
→これは、ホリエモンや田端氏の動画でも言えることですが、彼らはコンテンツ(自身の頭の中)を伝える時、編集をせずそのまま伝えています。
で、一時期これを見た多く人が、「youtubeは無編集が良いんだ!編集はオワコンだ!」と言われていたのですが、僕はこれを本質的ではないな〜と思っています。
その人のフォロワーが、何を求めているか。ホリエモンや田端氏が無編集でも受けているのは、彼らはコンテンツに特化しているからで、フォロワーは編集や映像を見に来ているのではないからです。
先にあげたマナブ氏の動画は面白いデータがあって、日常的にあげている編集された動画の再生回数よりも、ライブ配信などコンテンツのみの動画は軒並み再生回数が落ちるという特徴です。
これはイコール、フォロワーはマナブ氏の映像編集も含めたコンテンツを見に来ているということになります。
これらと違うのは、あっちゃんの動画ですね。
あっちゃんは「youtube大学」で、超高レベルの動画をあげています。
そして最近、2ndチャンネルも開設しているのですが、この2ndチャンネルは編集を省いているにも関わらず、再生回数が高い水準でキープされています。
これは、あっちゃんの動画に対して、フォロワーはコンテンツ、キャラ、編集の全てを楽しみにしているということが言えます。
だから、編集がない2ndチャンネルでも、いや編集がないからこそ素のコンテンツやキャラが際立って、それを求めている層から見られている、という分析ですね。
■あなたの何の要素をリスナーは待っているか
これらのように、自分自身の発信を見返して、コンテンツ・キャラクター・映像編集のどの部分をフォロワーが求めているかの仮説を立ててみましょう。
例えば、自分はいつもトレーニングノウハウなどコンテンツに特化した発信をしているなら、あえて無益な料理の画像をアップして反応を確かめてみたり。
あるいは、治療動画を無編集で出しているなら、編集を加えて自分の思う世界観やキャラクターを演出し、それで反応がどう変わるのか。
こうしたテストを繰り返していけば、SNS発信で自分はどこに特化すれば良いか、その方向性が定まっていくはずです。
もちろん、出て来た結果は全てではないですし、またフォロワーが増えて来たらウケる内容も変わっていきます。常に仮説ー検証の繰り返しが必要なのは、いうまでもありません。
また、自分が発信したいスタイルと、フォロワーが求めているスタイルが異なっているケースも多いでしょう。それらも含めて、自分の発信が客観的になるにつれ、SNS発信は面白くなり、また反応も上がっていくはずです。
そんじゃーね!