それは現場との意思疎通。


選手本人や指導者の

言わんとすることが理解できる。


これが現場との意思疎通で、トレーナーや
療法士にまず求められる能力である。
そしてこのためには、関わるスポーツへの理解が
欠かせない。



話変わって、ある療法士のトレーナー団体では
「関わるスポーツを知りすぎるな!」
という教えがある。


例えば自分の経験していた競技だと、
つい経験則や感覚で指導してしまう部分も多く
専門家として純粋に見れなくなる。

だからあえて知りすぎず、あくまで
専門家として見てほしい。
(加えて、競技特性を知りすぎると
トレーナーがコーチングをしたがるケースも
出て来て、それが問題になることもある)
そんな意図での教えなのだが


その団体のある講師の人は
「間違ってこの意味が伝わってる!!」
嘆く。



専門家としての視点で選手をアセスメントや
トレーニングしてほしいという意味なのに
「競技のことを勉強しちゃだめ!」
みたいに捉えてる人が多いらしい。



僕はその団体の人間でもないので
詳しい事情はよくわからないけど、
関わる競技のことを深く知ってないと
絶対にサポートなんてできっこない。


例えばサッカーにも野球にもバスケにも
それぞれ専門用語があるでしょ?
陸上や水泳のようなスポーツなら
「動きの軽さとタイムが一致しない」
なんて言葉が選手から出るのはよくあるし、
その意味がわからないようでは
体のサポートなんてできるはずない。


例えば、現場に行って練習を見ている時。
その練習がどんな意図で行われているか?
コーチはどんな狙いでメニューを組んで
各選手たちはどこまでそれを理解しているか?
こういうのがわからないと、トレーナーは
チームとして機能しない。



話を戻して、多くの理学療法士が現場に出ると
「療法士の専門用語や療法士の感性」という
色眼鏡で見てしまうケースをよく聞く。


そして大体、このケースは失敗に終わる。



反対にうまくサポートが回るケースは
まず、その現場で指導者や選手が
何に悩んでるかをリサーチしている。


リサーチとは、指導者や選手と
コミュニケーションをとって直接聞くこと。
(もちろん、リサーチ段階で指導者や選手は
その競技特有の言い回しや表現をする。
この時に意思疎通するために
競技への深い理解が必要になる)


そして悩みに対して、僕たち専門家の目線で
解決策を提案する。

この順序でサポートを始めるケースは
うまく成果が上がりやすい。



これからスポーツ分野に出て行きたい療法士は
参考にしていただければと思う。



今日の写真/一時帰国した海智のトレーニング
スクリーンショット 2017-11-07 10.46.49.png
フロリダ→一旦日本へ帰国し2週間中国へ。
その後また一時帰国した海智のトレーニングと
体のケアを数日に渡り行った。
疲労度のチェックから、細かいボディワーク、
そしてダイナミックな瞬発系まで。

明後日には出国しインドの試合へ出た後、
再び一時帰国する予定となっている。
スポンサーへの挨拶があるそうだ。
その後はしばらくフロリダになるのかな。。

世界中を飛び回っている選手の体と向き合えるのは
貴重な時間で、一秒も無駄にしたくない。






追伸:スポーツを仕事にしたい理学療法士の方へ

毎月先着30人限定で、僕が行った
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これから本気でスポーツを仕事にしたい
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※メッセージがないとLINEが届かないので、
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