3日間の競泳インカレの帯同が終わりました。

今年もたくさんのドラマがありました。
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僕が関わっている大学チームは、各学年ごとに
担当のトレーナー(全員理学療法士)がいるの
ですが、僕の担当は4回生。。つまり今回の
インカレをもって、多くの選手が現役を引退
する事になりました。

競泳はテニスと違い、プロ(水泳だけで生活
選手はほとんど居ません。
そのシステムがないからです。
だから、世界のトップを狙うレベルでない限り
大学での競技が、彼らの集大成になります。
(チーム内のインカレ5位の選手も、普通の
企業に就職するような世界です)

競泳には理学療法士や色んな職種の人が
トレーナーとして関わっていますが、選手を
引退した後、トレーナーの道に進む人も多い
ようです。選手としての道が狭いことも影響
しているのかもしれませんが。。

そのためか、身体に関しては間違いなく、
テニス界よりも進んでいます。
遠征にもストレッチポールや凸凹ロールなど
もっていってるのは当然ですし。。
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トレーナーも、各大学に1人以上は
帯同するのが当たり前です。
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写真は同チームの先輩トレーナーさんです
(競泳選手経験のある理学療法士です)

日中は選手のケアにフル稼働で、ほとんど
レースを見に行くことができません。。
もちろん夜間もフルです。
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自分の写真を載せるのって、なかなか
恥ずかしいですが。笑
夜にホテル内でケアしてる感じが新鮮なので
載せてみました。。

4回生のリレーメンバーとチーフトレーナー
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先天性疾患を抱えながら現役を全うした選手。
側彎症で疲れやすい身体をケアしながら、
インカレ決勝の舞台に立った選手。
ヘルニアに苦しみながら、卒業後も
水泳を続ける選手。
担当の4回生は本当にタフで、彼らから
学ぶ事がたくさんありました。
彼らなら、自身をもって社会に羽ばたいていって
くれるでしょう!



PS:最後に一枚。。
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今回の遠征にはかまぼこを持参していきました。
「もしかしたら使うかも?」ぐらいな気持ちで
持っていったのですが、リラクゼーションや
コンディショニング、レース前の身体作り、
枕や椅子代わり(笑)などなど、
思いのほか大活躍でした。

エナジー選手も、遠征の時は日頃のケアや
トレーニング代わりになるので、
ぜひかまぼこを持参してみて下さい。