「見切りを付けられた気分」


医療機関を受診したジュニアの家庭から
よく聞く言葉です。


確かに、本人や保護者の方は本当に悩んでるのに
そっけない対応されたり
症状から逃げられたりすると、
見切りを付けられた気分になるのはすごく分かる。



僕自身、医療機関で仕事をしていて
その良い所と悪い所を感じる。


初めに言うが、医療機関を否定するわけではない。

当たり前だが、世の中から
整形外科がなくなったら大変なことになる。


しかし、医療機関にも限界があるのは確かだ。


まず、時間の問題がある。


外来受診は、数をさばかないといけない。
だからいつも、時間に追われている。
※事実、1人の診察時間は一秒でも
短くしたいのが多くの現場の本音。


その中で明らかな重症例を除いては、
一件一件丁寧に対応していたら
時間がいくらあっても足りない!!

だから、休んだら治るってわかってる人には
「安静に!!」って言うしかない。

・・・という、医療機関側の主張。


まぁ、ジュニア本人や保護者からすると
そんな事情知ったことなくて、

なんでもええから治してくれ!!
ちゃんと診てくれ!!
こっちの事情を分かってくれ!!
練習続けながら治す方法教えてくれ!!

これが受診する側の本音である。

日頃から、テニスのことも理解して
ちゃんと体を診てくれる
「かかりつけ」がおったら安心なんだけどね。


選手も保護者も指導者も
安心して体を任せられる人を
捜してるんですよ。。。


今日の写真/幼少から体を作る
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競技を目指すジュニアの体が
どんな成長をたどり、どう変化していくのか。
それぞれの体の特徴を調べ上げて
小学生から体作りを続ければ、
素晴らしいパフォーマンスは作ることが出来る。

ケガを治して予防することと
テニスの競技力を上げるための体作りは
一緒なんです。