※エナジーでは技術の土台となる運動指導や、
障害のケア・予防のためのコンディショニングを
行っています。
現場で医療行為は行っていませんのでご了承ください。


あるテニススクールでは。。
幼少期に水泳をすることを進めているそうです。
理由は、左右対称の動きだから。
※テニスは左右に偏る!のを嫌がってのことです。
そして、関節を柔らかく動かせるから。

なるほど!確かにその通りかもしれません。
では、運動能力の面から見るとどうでしょうか?
僕も大学水泳部のトレーナーをしているので
水泳選手に関わる機会がよくありますが。。

結論からいうと水泳の体のままでは、
半分は有利、半分は不利と考えています。
※色んな選手の体を診ての、個人的な意見です

有利な部分
・上半身とくに、胸郭や肩甲骨、肩周りの
 柔軟性は抜群です。上半身の柔軟性は
 テニスにおいて非常に有利です
・医学的根拠はないですが、幼少に水泳を
 していた選手は、体が固くなりにくい。
 柔らかい筋肉が維持されるケースが多いです。
 
つまり柔軟性という観点で、非常に武器です。

次に不利な部分
・ゆるい(ルーズな)関節になりやすい。
 特にほとんどが扁平足な選手で、
 地面を蹴る力、ダッシュ・ストップを支える
 脚力に欠ける

これが一番の特徴と言えるでしょう。
水泳は重力から解放されているスポーツ。
蹴る為の脚力より、水をかくための柔らかさが
必要なスポーツです。
ゆえに陸に上がると腱反射が使いにくい。
※水泳選手がランニングしてるのを見た事が
ありますか?下半身がペタペタ崩れるフォームに
なります。

では、そういう特徴の選手の体作りはどうすれば
いいか?
多くの場合、下半身(足部や股関節)から強化
します。
体幹や上半身の柔軟性を武器とするため、土台の
「蹴る、支える」脚力をつけます。
ちなみに僕が診たケースでは、下半身が明らかに
弱い!と思い、そこから強化していく途中で
「実は水泳やってたんですよ〜!」と判る場合が
多い。

もちろん選手の素材や置かれている環境によって
身体アプローチは変わりますが。。
過去に水泳をやっていた選手で、どうも下半身が
安定しない。。
そんなケースは、下半身の強化によって光明が
見えてくるかもしれません。
もともと上半身は柔軟(武器)ですから。

続きは、次回に。。





4月来校日
4日:土曜
7日:火曜
12日:日曜
18日:土曜
21日:火曜
25日:土曜
29日:水


新体制のパーソナルシステムについては
こちらをご確認ください↓
ただし、メンバーの練習が優先的になります
ので、ビジターの方は人数や時間の空きを
使って診させていただきます。
ご予約の相談は、白川コーチまで
よろしくお願い致します。