※エナジーでは、技術の土台となる姿勢・運動指導や、
障害のケア・予防のためのコンディショニングを
行っています。
現場は医療機関ではなく、「医療行為」は
行っていませんので、ご了承ください。

「病院から出て、外のステージで活躍したい」
そういう方と話す機会が多くなったので、
今回は「テニスの現場」として活動している
僕の視点から、外に出たい理学療法士の方に
メッセージを書きたいと思います。
あくまで、一理学療法士の意見です。。

外で活動する

治療院として、コンサルタントとして、
デイの立ち上げ、そしてスポーツの現場。。
ちなみにテニスの現場は、関西では未だ
僕だけですが。。

賛否両論あると思いますが、個人的にはこの
流れは大賛成です。
そして、こういう考えの人たちとは、
話をしていて気持ち良いんです。
よく理学療法士がする会話で、
「僕なんてまだまだ経験が。。」
「もっと勉強しないと、外ではとても。。」
という類いの話。。
その通りですが、これって「自分と誰か」を
比べてると思いませんか?

そりゃ僕も若造ですから、何十年もこの道で
活躍してきたベテランの先生と比べると、
間違いなく治療家としての技術は劣るでしょう。
でも僕らの仕事は、目の前のクライアントが
相手です。上司やベテランの治療家に対して
仕事をするわけではありません。
人と比べてたって仕方ないんです。
では、自分のやっていることに絶対的な自信が
あるのか?と聞かれれば、どこまで行っても
「もっともっと」と思うはず
だからどんな自分であっても、
目の前のクライアントに対して、今の自分が
出来る100%を出し続ける。
自分にしか出来ない考えや応用が
あるはずなんです。
そしてあらゆる現場には、その100%を
必要としてくれるクライアントが必ずいます。
そのクライアントに対し、一人ひとり、きっちり
結果を出す。きっちり責任の対価としてお金を
頂いて。
そのお金で自己投資し得たもので、今度は
120%をクライアントに還元する。
外に出て活動するには、こういうサイクルの
思考と、それをやりきる覚悟が必要なんじゃ
ないかな、と思うんです。

若造のクセに、わかった風にべらべら喋って
しまいましたが。。
「経験年数なんて関係ない。結果が全て」
独立思考がある人は口を揃えて言います。
こういうと、安定志向が悪いという風に
聞こえるかもしれませんが、違いますよ!!
医療機関でその技術を極めるのも、もちろん
素晴らしいことだと思います。
ただ理学療法士が外に出るには、こういう考え方
必要と思う!ということです。

僕も、もっとクライアント(僕の場合は選手)に
還元したい!と常に思っています。
目指す方向は違っても、一緒に頑張りましょう!