考えるな!感じるんだ!


と、なんかの台詞のようなことを言いますが。。
スポーツ選手にとって「感覚」って、
色んな部分で大切だと言われますよね。

テニスではヘッドの感覚、タッチの感覚、
試合の流れを感じるなどなど。。
いや、僕はテニスを教える技術はないので
あんまりテニスを語らないようにします笑
身体の専門家として僕が伝えたいのは、
「身体の感覚を大事にしましょう」
ということです。

トップの選手ほど、自分の身体の声に耳を
傾ける能力が高いと感じます。
今、博多の森でU15のトップを決める
中牟田杯が開かれていますが。。
キミレンコが第一シードとして出場していますが、
彼女を初めて診たときも、身体の感覚を
敏感に感じとっていたのを覚えています。

「テニスはラケットワークとか戦術とか
メンタルコントロールとか、そういうことを
試合中に考えるものでしょう!身体を感じた
ところで何の約に立つんだ!」
という意見もあるでしょう。

しかし、だからこそ身体の声を感じる事が
重要なんです。
チェーンがちゃんとかかってなくて、油も
なくて漕ぐ度にギコギコ鳴って、フラフラの
ハンドルとサドルをした自転車に乗っていていも、
運転に集中できないでしょう?
それと同じことです。

日々、身体を感じること。。これが大事なのは、
現場の経験から生まれたものでしたが。。
最近(といってもここ30年くらい)は
各分野から、この「感覚」が研究されるように
なっています。
例えばスポーツ心理学では、インナーゲームの
「セルフ1」と「セルフ2」
理学療法ではボバース用語でいう
「ボディイメージ」と「ボディスキーマ」
東洋思想の「瞑想」
など。。
研究による正体がなんであれ、
理想は身体を感じる機会を作ることと
それをルーティン化すること。
エナジーの現場では浸透してきています。
(が、まだ十分でない所もあります)
今後もより良くしていくために継続ですね。


11月来場日

1日(土)
9日(日)
12日(水)
21日(金)
24日(月・祝)
29日(土)